メディア掲載:インタビュー記事がesse-senseに掲載されました(教授 近藤)

研究分野の垣根を超えた記事を届けるWEBメディアesse-senseに、当研究室教授 近藤のインタビュー記事が掲載されました。

社会疫学についてや人とのつながりに着目する理由、これからの医療のあり方、社会的処方、未来をつくるキーワードとなる「社会的共通資本」について話をしています。

▽ 記事はこちらから。

【告知】8/25(月)社会的インパクト評価学講座 第1回サマーセミナーを開催します

8月25日(月)に社会的インパクト評価学講座 第1回サマーセミナーを開催します!

近年、保健医療や福祉だけでなく、教育、地域振興、環境・エネルギーなど多様な分野で、活動の「社会的インパクト」を評価し、その価値を示すことが求められてきています。背景には、社会的価値を重視するインパクト投資の世界的な拡大があり、日本においても課題解決に向けた新たな資金の流れや多様な協働の仕組みが注目されています。
本セミナーでは、これらの最新動向や実践事例、社会的インパクト評価の理論・方法論についてご紹介します。

[日時]8月25日(月)10:00-16:00
[場所]京都大学・オンラインハイブリッド開催
    京都大学会場:京都大学医学部G棟 セミナー室A
   (京都市左京区吉田近衛町
    京都大学医学部構内図18:https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-i
[プログラム]添付のチラシ(ページ1ページ2)をご覧ください。
[申込方法]下記のフォームよりお申込みください。
[参加費]無料
[定員]京都大学会場100名・オンライン300名
[問い合わせ]京都大学大学院医学研究科 社会的インパクト評価学講座 高木大資 メール:takagi.daisuke.6t@kyoto-u.ac.jp

↓参加申し込みフォームはこちら

【ニュース】AMED研究班の成果物「予防・健康づくりサービスの品質チェックリスト」と「予防・健康づくりプログラムの統計的評価デザイン ~理解・実践のための手引き~」が公開されました

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業」の一つとして2022年度に採択され、2024年度まで活動を行ってきました「予防・健康づくりサービスの平均効果と異質効果の推計デザインとその実装に関する研究」(研究班代表:近藤尚己)の成果物がE-ヘルスケアナビ「予防・健康づくりの新たな研究手法の開発」で公開されました。

1. 予防・健康づくりサービスの品質チェックリスト(購入側)
2. 予防・健康づくりサービスの品質チェックリスト(開発側)
3. 予防・健康づくりプログラムの統計的評価デザイン ~理解・実践のための手引き~

の3点を作成しました。

予防・健康づくりサービスの導入にあたり、そのサービスが事業のターゲット層に効果を発揮できるものであるかを見極めるためのポイント(購入者側)と、サービス提供者(開発者側)がサービスの品質や安全性を向上、担保するためにサービス提供前・中に確認するポイントをそれぞれチェックリストとしてまとめました。
また、予防・健康づくりプログラムの評価を行う研究者のために、選択し得る統計的な評価デザインを体系的に整理しました。

ぜひご覧になり、ご活用いただければ幸いです!

【出版】第3期「健康・医療戦略」策定に向けた提言―求められるグローバルな視点—が出版されました

教授 近藤尚己がグローバスヘルスと人間の安全保障運営委員会フェローとしてドラフト作成からとりまとめ、出版に携わりました、日本国際交流センターによる提言「第3期『健康・医療戦略』策定に向けた提言―求められるグローバルな視点—」が出版されました。

ぜひご覧になってください。
出版:第3期「健康・医療戦略」策定に向けた提言―求められるグローバルな視点—

【ニュース】健康・医療戦略に向けたプラネタリーヘルスの視点の提言が公表されました

教授 近藤尚己がアドバイザリーメンバーとして作成に携わりました日本医療政策機構による政策提言「環境と医療の共創で実現する持続可能な健康長寿社会~プラネタリーヘルスの視点からの第3期 健康・医療戦略への提言~」が公表されました。

近藤は特に、以下の提言を提案しました。

持続可能なサプライチェーンの構築

3.健康と環境への利点と炭素取引市場との連携
健康になることで医療需要が減少し、医療関連の環境負荷が軽減される可能性があります。国全体の 健康長寿社会実現が、将来的に炭素取引市場で評価される要因となり得るため、健康促進と環境保全 を同時に推進する政策を強化することが求められます。

ぜひご一読ください。
【政策提言】環境と医療の融合で実現する持続可能な健康長寿社会~プラネタリーヘルスの視点を取り入れた第3期健康・医療戦略への提言~

【出版】医良戦略2040 PARTⅡ 熱意を理性でドライブせよ(教授 近藤)

教授 近藤が一部を担当しました書籍「医良戦略2040 PARTⅡ 熱意を理性でドライブせよ」が2025年2月7日に出版されます。

本書は医療の課題解決に正面から向き合う16名のトップランナーの次世代医療への提言であり、近藤は第3章-3「一隅を照らす医療 日本から伝える地域社会の未来の描き方」を執筆しました。

本書は大きく2部構成です。前半は編集者の吉村健佑(千葉大学)による医療政策を考える基礎となる現状認識と、それに対し国や都道府県が打つ政策動向の概説です。医療現場や政策立案の過程で起こっていることの解像度がグッと上がると思います。後半は2023年11月から2024年2月に『次世代医療クロストーク2023―2024』2で行われた16名との対談、そして吉村と医学生との対談を加え全17回分をベースとして加筆され、全656ページと内容豊富です。
『医療をより良くするために知恵を絞った戦略集』である本書をどうぞご堪能ください。

ロギカ書房 医良戦略2040 PARTⅡ 熱意を理性でドライブせよ

ニュース:ウェルビーイング社会共創に向けた民産官学連携コンソーシアム「AnCo(あんこ)」を立ち上げます!

自然資本(地球環境)、文化資本、社会関係資本(ソーシャルキャピタル)、社会基盤(都市空間・インターネット・仮想現実技術など)――これらはすべて、私たちが安寧な未来を築くために不可欠な「社会的共通資本」といえます。「お金」で評価される経済資本のみを基準とする社会システムから脱却し、多様な資本の形態が測定され、正当に価値づけされ、健全に育成され、そして活用される社会を目指します。

こうした取り組みには、ソフトとハードのシステム、情報、マネタイズ、効果評価などを含む総合的なアプローチが必要です。また、市民、公益団体、民間事業者、行政機関、医療や福祉の関連機関、学術機関など様々なセクターの参加が求められます。

これまでの民産官学の共創の経験をもとに、“安寧社会の共創”を目指す組織――技術、デザイン、評価のプロセスを構築・推進するプラットフォーム「安寧社会共創イニシアチブ」(あんこ)を設立し、皆様のご参加を呼びかけます。

詳細は下記の資料か、こちらからご覧ください。
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ニュース:内閣府.孤独・孤立対策重点計画の決定版刊行

教授 近藤尚己が構成員として参加している「孤独・孤立対策に関する有識者会議」からの成果物が刊行されました。

くわしくは下記をご覧ください。
内閣府.孤独・孤立対策重点計画の決定版刊行孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画(孤独・孤立対策重点計画)2024年6月11日

お知らせ:大阪ええまちプロジェクト 大交流会 基調講演レポート公開(教授 近藤)

教授の近藤が、2024年2月16日 ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)にて開催された「大阪ええまちプロジェクト」大交流会で基調講演をした様子が、レポートとして公開されました。

対面・オンライン合わせて150名以上ご参加のもと、社会疫学や公衆衛生の観点から、誰もが健やかに暮らし続けるための地域づくりについて講演しました。

タイトル:「社会疫学」から見る 地域のつながり 支え合い

講演のレポートはこちらから

ニュース:動画リリース『実践SDH診療』刊行記念WEBセミナー(教授 近藤)

教授の近藤と講師の長谷田が執筆に加わった『実践SDH診療 できることから始める健康の社会的決定要因への取り組み』の刊行を記念したWEBセミナーが2024年1月20日に行われました。その動画がこの度リリースされましたのでお知らせいたします。

近藤は「SDHへのアプローチと社会的処方」をテーマに講演を行いました。
長谷田は事例に対するコメンテーターの役割で登壇しました。

講演動画はこちらです。