お知らせ:社会健康医学系専攻オープンキャンパス2023の日程が決定しました(3/6更新)

京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻(SPH)のオープンキャンパスが下記日程で開催されます。

・会場(芝蘭会館・稲盛ホール) 2023年4月22日(土) 10:00~16:00
分野別相談会 13:00~16:00

・オンライン 2023年5月20日(土) 13:30~17:00
分野別相談会 14:00~15:00

SPHのホームページはこちらです。順次、最新情報が公開されます。

出版:「疫学の事典」(教授 近藤、助教 長谷田)

教授の近藤と助教の長谷田が携わった「疫学の事典」が1月に発行されました。
近藤と長谷田は第6章「社会疫学」の一部を執筆、また、近藤は第6章「社会疫学」の監修をしました。

同事典は、用語解説にとどまらず、背景知識や関連情報、新しい動向などにもふれることで疫学の体系的な理解に役立ちます。
また疫学を担う人と活用する人のどちらにも役立つ実践的な内容のみならず、関心のある専門外の方にとってもわかりやすい啓発書となっております。
2023年1月1日出版

株式会社朝倉書店 疫学の事典
定価16,500 円(税込み)

ニュース:講演・動画「Sustainability of Social Prescribing in Japan」1st Asia Pacific Social Prescribing Conference 2022(教授 近藤)

教授の近藤が11月29日にシンガポールで開催された1st Asia Pacific Social Prescribing Conference 2022に参加し、「Sustainability of Social Prescribing in Japan」をテーマに講演を行いました。

同会議は社会的処方と健康を主なテーマとしています。医療の専門家と公衆衛生・社会疫学の専門家等が健康の社会的決定要因や社会的処方について講演しました。

講演動画はこちらです(英語のみ)。
https://www.youtube.com/watch?v=pMyFKHo8u94

お役立ち情報:ヘルスプロモーション 用語集 2021(2023/6/6更新)

ヘルスプロモーション用語集 2021をご紹介します。プラネタリーヘルスなど、最新の概念も踏まえてアップデートされた用語集です。ヘルスプロモーションの崇高な精神や正確な用語の理解に役立ちます。

23年6月6日追記:ヘルスプロモーション用語集の翻訳が正式にWHOから承認を得ました。

ヘルスプロモーション用語集 2021(PDF)はこちらです。
WHO のホームページはこちらです。

 

出版:「複眼で見る医療経済とイノベーション」(助教 佐藤)

助教の佐藤豪竜が一部執筆を担当した『複眼で見る医療経済とイノベーション』が千倉書房より2022年2月10日に出版されます。
佐藤は第3章「米国から見た医療経済」を担当し、近年の米国の医療保険制度改革から日本への示唆について論考しています。

編著者は医師であり、経済学博士でもある真野俊樹教授(中央大学大学院戦略経営研究科)。単なる医療経済学の本ではなく実践に寄せている点が特徴となっております。

株式会社千倉書房 複眼で見る医療経済とイノベーション
152ページ、定価2,420円(税込み)

 

出版:「ポストコロナ時代の『通いの場』」(教授 近藤、助教 長谷田)

近藤尚己と長谷田真帆が一部執筆を担当した「ポストコロナ時代の『通いの場』」が日本看護協会出版会より出版されました。

近藤と長谷田が担当したのは 第1章『「通いの場」の現状 』③多部署連携で数値目標を超過達成(熊本県御船町)です。

日本老年学的評価研究機構(JAGES) の「通いの場」ワーキンググループに参加する研究者、現場の専門職が研究会で発表した内容や成果をまとめた一冊となっております。

株式会社日本看護協会出版会「ポストコロナ時代の『通いの場』」

B5版、160ページ、定価2,640円(税込み)

 

紹介:とうきょう健康ステーション 社会環境の整備

近藤尚己は、東京都の健康推進プラン作りやその評価について、この数年学識者としてかかわってきました。

東京都では地域でのつながりを醸成するための社会環境の整備を、健康づくりのための介入として重視しています。今の孤独孤立対策のヒントにもなると思います。

社会環境の整備の事例として、銭湯や自動車教習所での活動も紹介されています。

出版のお知らせ:社会的処方白書(オレンジクロス)

当教室の近藤尚己と西岡大輔が一部執筆した「社会的処方白書が公開されました。

医療機関にかかる方のなかには様々な社会的課題を抱えている方もいます
そのような課題に対応する取り組みとして「社会的処方」が注目されています。

この白書では日本の実情にあった「社会的処方」のありかたを検討しました。

データやイラストも豊富です。ご覧いただけますと幸いです。

一般財団法人オレンジクロス 日本版「社会的処方」のあり方検討事業(ウェブサイト)

社会的処方白書(PDF)

参考

西岡大輔; 近藤尚己. 社会的処方の事例と効果に関する文献レビュー 日本における患者の社会的課題への対応方法の可能性と課題. 医療と社会, 2020, 29.4: 527-544.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/iken/29/4/29_2020.002/_pdf

参加したシンポジウム等のビデオはこちら

これまでに参加したオンラインセミナー(Webinar)やシンポジウムの録画ビデオ等をこちらに掲載しております。YourTubeでご覧いただけます。

Older persons, Communities and COVID-19

Dr Naoki Kondo, Presentation: Importance of social connection for health and wellbeing of older people: lessons from Japan Gerontological Evaluation Study

高齢者支援の国際NGO:Help Age International や国連機関等との合同ウェビナーです。 2020年6月開催

Achieving health equity via community organizing: two real-world intervention studies in Japan

国際行動栄養と身体活動学会の社会格差部会による招待ウェビナーです。2020年3月開催

 

英文書籍出版:日本の健康格差アトラス The Atlas of Health Inequalities in Japan

スプリンガー社より「日本の健康格差アトラス」が出版されました。東北大学中谷友樹教授、大阪医科大学伊藤ゆり准教授らによる編集です。一部のセクションを執筆しました。