【告知】2/25(火)社会的インパクト評価学講座キックオフシンポジウムを開催します

2月25日(火)に社会的インパクト評価学講座キックオフシンポジウムを開催します!

2024年11月より、京都大学大学院医学研究科・社会的インパクト評価学講座がスタートしました。
社会の中の様々な組織の活動は、社会に対して多面的なインパクトを持ちます。たとえば、保健・医療・介護・福祉分野の活動は、ヘルスプロモーションなど健康やウェルビーイングに対するインパクトだけでなく、労働生産性を高めたり、社会的交流を活発にし、地球温暖化対策としても期待できます。また、まちなかの魅力を高めるためのまちづくり事業は、経済活動の活発化や人々の社会参加の促進を通じて、健康向上にも貢献します。さらに、気候変動や生物多様性などの地球規模の課題への対策は、人の健康を守ることと密接に関連しています。
現在様々な組織が社会のウェルビーイング向上につながりうる活動をしていますが、その社会的インパクトを多面的に評価する取り組みについては不足しています。そのため、社会に良い影響を与えうる素晴らしい取り組みであっても、その価値に気づかれていないことが少なくありません。
社会的インパクト評価学講座は、あらゆる政策や社会活動の多面的な社会的インパクトを学術的に評価し、産官学民の連携の推進を学術面から支援し、社会課題の緩和に貢献することを目指して設立されました。

本シンポジウムでは、企業、医療、アカデミアのそれぞれの立場からの報告を受けて、社会的インパクト評価、成果連動型民間委託契約方式、ソーシャル・インパクト・ボンド等を通じた、新しい多様な価値の創造や分野を超えた連携による社会課題解決の可能性について考えます。

【ご案内】社会的インパクト評価学講座シンポジウム 2025年2月25日

[日時]2月25日(火)13:00-15:00(2時間)
[場所]京都大学・オンラインハイブリッド開催
    京都大学会場:楽友会館 2階会議・講演室(〒606-8315 京都市左京区吉田二本松町)
[申込方法]下記のフォームよりお申込みください。
[参加費]無料
[定員]京都大学会場(楽友会館)75名・オンライン300名
[問い合わせ]京都大学大学院医学研究科 社会的インパクト評価学講座
メール:takagi.daisuke.6t@kyoto-u.ac.jp

↓参加申し込みフォームはこちら↓

【告知】包摂的なまちづくり・ひとづくりシンポジウムに登壇(教授 近藤)

2025年2月27日 日本科学未来館 未来館ホールにおいて、包摂的なまちづくり・ひとづくりシンポジウムが開催され、教授 近藤がパネルディスカッション「人との多様なつながりを促進する関係づくりを考える」のパネリストとして登壇します。

<本シンポジウムの趣旨・目的>
一人ひとりの多様な幸せ(Well-being)を実現するためには、「生きがいを持って社会に参加し続けることができるような地域・環境」や、「自らの能力を向上させ、活躍可能な場を切れ目なく見つけることができるような人と社会の包摂性」が必要ではないかと思います。そして、包摂性を持った社会を実現するために重要なのは、人々の自律性と寛容性が向上する「まち」と「くらし」をつくることではないでしょうか。本シンポジウムでは、一人ひとりの多様な幸せ、Well-beingの持続的向上に向けて、包摂的コミュニティを実現する科学技術・ 社会技術が展開されるプラットフォームの構築に取り組む研究の発表と意見交換を行います。

詳しくはこちらをご覧ください。
ご参加をお待ちしています!

【出版】第3期「健康・医療戦略」策定に向けた提言―求められるグローバルな視点—が出版されました

教授 近藤尚己がグローバスヘルスと人間の安全保障運営委員会フェローとしてドラフト作成からとりまとめ、出版に携わりました、日本国際交流センターによる提言「第3期『健康・医療戦略』策定に向けた提言―求められるグローバルな視点—」が出版されました。

ぜひご覧になってください。
出版:第3期「健康・医療戦略」策定に向けた提言―求められるグローバルな視点—

【ニュース】健康・医療戦略に向けたプラネタリーヘルスの視点の提言が公表されました

教授 近藤尚己がアドバイザリーメンバーとして作成に携わりました日本医療政策機構による政策提言「環境と医療の共創で実現する持続可能な健康長寿社会~プラネタリーヘルスの視点からの第3期 健康・医療戦略への提言~」が公表されました。

近藤は特に、以下の提言を提案しました。

持続可能なサプライチェーンの構築

3.健康と環境への利点と炭素取引市場との連携
健康になることで医療需要が減少し、医療関連の環境負荷が軽減される可能性があります。国全体の 健康長寿社会実現が、将来的に炭素取引市場で評価される要因となり得るため、健康促進と環境保全 を同時に推進する政策を強化することが求められます。

ぜひご一読ください。
【政策提言】環境と医療の融合で実現する持続可能な健康長寿社会~プラネタリーヘルスの視点を取り入れた第3期健康・医療戦略への提言~

【出版】医良戦略2040 PARTⅡ 熱意を理性でドライブせよ(教授 近藤)

教授 近藤が一部を担当しました書籍「医良戦略2040 PARTⅡ 熱意を理性でドライブせよ」が2025年2月7日に出版されます。

本書は医療の課題解決に正面から向き合う16名のトップランナーの次世代医療への提言であり、近藤は第3章-3「一隅を照らす医療 日本から伝える地域社会の未来の描き方」を執筆しました。

本書は大きく2部構成です。前半は編集者の吉村健佑(千葉大学)による医療政策を考える基礎となる現状認識と、それに対し国や都道府県が打つ政策動向の概説です。医療現場や政策立案の過程で起こっていることの解像度がグッと上がると思います。後半は2023年11月から2024年2月に『次世代医療クロストーク2023―2024』2で行われた16名との対談、そして吉村と医学生との対談を加え全17回分をベースとして加筆され、全656ページと内容豊富です。
『医療をより良くするために知恵を絞った戦略集』である本書をどうぞご堪能ください。

ロギカ書房 医良戦略2040 PARTⅡ 熱意を理性でドライブせよ

【ニュース】第2回 Asia Pacific Social Prescribing Conferenceにて登壇(教授 近藤)

2024年11月28-29日にシンガポールで行われたthe inaugural Asia Pacific Population Health Conference・2nd Asia Pacific Social Prescribing Conferenceに教授の近藤が参加し、”Social prescribing in Japan Lessons learned from the 2021-2023 Social Prescribing Model Developing Projects”のタイトルで講演を行い、日本における社会的処方の取り組みを発表しました。

他にもシンガポールをはじめとするアジア太平洋地域各国での取り組みが発表され、アイディアや意見の交換ができ有意義な会となりました。

APPHC2024

【イベント】干し柿作りを行ないました

先日研究室で干し柿作りを行ないました。
収穫した柿を留学生や事務スタッフの皆さんを交えて処理し、ベランダに吊るしました。完成が楽しみです!

【告知】NHKラジオ第一の番組「まんまる」のコーナー「ラジオの処方箋」に出演します(特定研究員 土生)

NHKラジオ第一の番組「まんまる」のコーナー「ラジオの処方箋」に、当研究室の土生裕(特定研究員)が出演します。
放送は、12月11日(水)の14時05分から約15分間の生放送です。

「ラジオの処方箋」は、東京藝術大学とNHKの協力のもと、NHKラジオ第一「まんまる」の14時台「まちのわ」にて、毎週水曜日にライブ放送でお届けする企画です。
ラジオを通して、皆さんの生活がよりよくなるような音と音にまつわるエピソードを紹介しています。

番組で紹介される東京藝術大学の音源のフルバージョンをこちらで公開しています。
また、NHKのウェブサイトはこちらからご覧いただけます。

【ニュース】WHO・Alliance for Health Policy and Systems Research (AHPSR)メンバ―との懇談会に参加(教授 近藤・講師 長谷田)

2024年11月25日にホテルニューオータニ東京ガーデンコート及びオンラインで行われた、Helen Clark元ニュージーランド首相を代表とするWHO・Alliance for Health Policy and Systems Research (AHPSR)メンバ―との懇談会に教授 近藤と講師 長谷田が参加しました。

日本の医療及びグローバルヘルスの専門家との懇談の場でした。
日本の地域包括ケアシステムの効果検証に関する話題提供を長谷田が行い、近藤はその後のディスカッションの中で、通いの場事業の効果や地域間格差を減らすための政府の工夫(インセンティブ交付金事業等)を紹介しました。

Alliance for Health Policy and Systems Research (WHO)

【ニュース】社会的インパクト評価学講座に高木大資先生、近藤克則先生が着任しました。

2024年11月1日に設置されました「社会的インパクト評価学講座」(寄附講座)に、特定准教授・講座主任 高木大資先生と非常勤研究員 近藤克則先生(千葉大学 予防医学センター 特任教授、一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 研究部長)が着任しました。
新たなメンバーと共に、より一層頑張ってまいります。引き続き、よろしくお願いいたします!