【ニュース】社会的インパクト評価学講座に高木大資先生、近藤克則先生が着任しました。

2024年11月1日に設置されました「社会的インパクト評価学講座」(寄附講座)に、特定准教授・講座主任 高木大資先生と非常勤研究員 近藤克則先生(千葉大学 予防医学センター 特任教授、一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 研究部長)が着任しました。
新たなメンバーと共に、より一層頑張ってまいります。引き続き、よろしくお願いいたします!

【ニュース】西岡大輔先生が第83回日本公衆衛生学会 優秀演題賞を受賞しました

大阪医科薬科大学 総合医学研究センター医療統計室 講師で当研究室 非常勤講師の西岡大輔先生が、北海道札幌市で開催された第83回日本公衆衛生学会にて、優秀演題賞を受賞しました。
西岡先生は「地域のソーシャルキャピタルと生活保護利用者の受療行動:属性による異質性検証」のタイトルで選考会での口演を行い、見事優秀演題賞に選出されました。おめでとうございます!

ニュース:杜 珍(Zhen Du)さんが第83回日本公衆衛生学会 International Participant Awardを受賞しました

当研究室 博士課程学生の杜 珍(Zhen Du)さんが北海道札幌市で開催された第83回日本公衆衛生学会にて、International Participant Awardを受賞しました。
この賞は公衆衛生学会における国際的な研究交流の促進のため設けられたもので、今年度は10名が選出され、杜さんは「Heterogeneity in Social Participation and Cognition: A Machine Learning Study」のタイトルで英語口演を行いました。
おめでとうございます!

ニュース:「蛸みこし ∞ ePi Art」が渋谷QWSの公募プロジェクトに採択されました(特定研究員 土生)

渋谷キューズの公募プロジェクト(QWSプロジェクト)に「蛸みこし ∞ ePi Art」が採択されました。

〈蛸みこし〉とは、脚の一本一本に独立した知性のある「蛸」をモチーフにした参加型アート作品で、藝術探検家・野口竜平によってつくられました。
本プロジェクト「蛸みこし ∞ ePi Art」は、〈蛸みこし〉を担ぐことが「タコー感」(多幸感、多元的なウェルビーイング)に関連するのか、様々な参加者と実践と検証を重ねていくことを目的としたものです。
野口竜平氏の<蛸みこし>と当研究室の特定研究員 土生裕(アーティスト/疫学研究者 ハブヒロシ)が提唱している「ePi Art」とのコラボレーションによって計画されており、研究プロセスと結果の創造的な表現方法についても探求していきます。

詳しくはこちらをご覧ください。

ニュース:アートで繋がる地域の輪『なかまになる月曜日』を開催しました(特定研究員 土生)

新潟大学十日町いきいきエイジング講座(菖蒲川由郷 新潟大学大学院 医歯学総合研究科 特任教授)主催のもと、新潟大学と社会福祉法人十日町福祉会と東京藝術大学の3者により、十日町市をフィールドとした「誰もが自分らしく生きられる地域づくり」を考える共同イベントが開催され、アーティストとしてハブヒロシ(当研究室 特定研究員 土生裕)が参加しました。
『なかまになる月曜日』と題して、3組のアーティストによるワークショップ(以下WS)を楽しみながら、子どもも大人も高齢者も、障がいをお持ちの方も、一緒に繋がり仲間となる1日がコンセプトのイベントです。

土生は「オクトパス∞プロジェクトcollaboration with ハブヒロシ 蛸みこし」のタイトルでWSを開催しました。
詳しくはこちらをご覧ください。

ニュース:保健・医療・介護・福祉分野における「社会的インパクト評価学講座」が設立されました。

2024年11月1日に「社会的インパクト評価学講座」(寄附講座)が設置されました。ご寄附をいただいた各団体の皆様に心より御礼申し上げます。
今後ウェブサイト等により情報発信をしていきます。
目的:社会的処方や地域包括ケアシステムなど、共生社会の実現に向けた分野を超えた連携に基づくまちづくり活動を推進し、その多面的な社会的インパクトの評価を進めることで、社会的インパクト投資の推進を学術面から支援すること。
設立機関:2024年11月1日から2029年10月31日(5年間)
予算規模:年間約3500万円
体  制:准教授2名、特定助教1名、非常勤研究員1名、事務職員1名
協力講座:国際保健学講座(社会疫学分野):(主任:近藤尚己)
寄附者:
・全日本民主医療機関連合近畿地域協議会に加盟する6府県(大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良・和歌山)の連合会
・阪急阪神ホールディングズ
・福岡民主医療機関連合会
さらなるご寄附を受け付けています。お問い合わせフォームからご連絡ください。

<構成員(11月1日現在)>
高木大資 特定准教授・講座主任
近藤克則 非常勤研究員
近藤桂 支援職員

研究活動例
1. 保健医療・介護・福祉に関するコレクティブ・インパクトのある活動モデルの開発
 【活動例】
  • 医療機関における社会的処方やヘルスプロモーションの活動
  • 伝統文化やアート、その他の多様な自己表現の機会づくり
  • 地域における生活困窮者支援の活動
  • アプリを用いた健康づくりや生活支援プログラム
  • 事業所における健康経営プログラム
  • 地域包括ケアや地域共生社会推進に関する自治体のシステム
2. これら諸活動の多面的効果の検証
3. PFS (Pay for Success)や社会的インパクト投資(Social Impact Bond:SIB)に基づくサービスの効果評価
4. プログラム開発・効果評価・効果的な運用のためのツールの開発等
5. PFSやSIBを活用に関連する政策の研究

お知らせ:登録開始 12月6日・健康日本21(第3次)アクションプラン研修会「社会とのつながり」オンライン研修会

健康日本21(第3次)の推進に向けたアクションプランについて、同政策の策定にかかわった10名の研究者が解説するシリーズの第3回目です。

850名先着です。
主な対象:都道府県や市区町村の関係者・公衆衛生の研究者

令和6年12⽉6⽇(⾦)13:00-16:00
<休養・睡眠>    
栗⼭健⼀(国⽴精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
<社会とのつながり>  
近藤尚⼰(京都⼤学⼤学院医学研究科)
<こころの健康>    
⻄⼤輔(東京⼤学⼤学院医学系研究科)

参加登録サイト

本研修会は 厚生労働省行政推進調査事業費補助金(循環器疾患・糖尿病当生活習慣病対策総合研究事業)
「次期健康づくり運動プラン作成と推進に向けた研究」(代表:辻一郎)の一環で開催するものです。

ニュース:公益財団法人 医療科学研究所2024年度研究助成に採択(博士課程 永田)

公益財団法人 医療科学研究所 2024年度研究助成に、当研究室 博士課程2年 永田 英恵さんの研究テーマ「職場の健康づくりプログラムへの参加が労働者の健康指標に及ぼす長期的効果の推定」が採択されました。

この研究は、共同研究を行なっている博報堂DYホールディングスのエンターテイメント型職域健康保健プログラム「健診戦」への参加による、健康への長期的効果を参加頻度別に検証することが目的です。

おめでとうございます!
今後の進展にぜひご注目ください。

ニュース:西尾麻里沙さんが令和7年度日本学術振興会特別研究員PDに採用内定しました。

当研究室 博士課程4年の西尾麻里沙さんが令和7年度日本学術振興会特別研究員(PD)に採用内定しました。

日本学術振興会の特別研究員は「優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的として、大学院博士課程在学者及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を特別研究員に採用し、研究奨励金を支給する制度」です(日本学術振興会HPより)。

採択率は昨年度で23.4%と、非常に狭き門となっています。
おめでとうございます!