【ニュース】第2回 Asia Pacific Social Prescribing Conferenceにて登壇(教授 近藤)

2024年11月28-29日にシンガポールで行われたthe inaugural Asia Pacific Population Health Conference・2nd Asia Pacific Social Prescribing Conferenceに教授の近藤が参加し、”Social prescribing in Japan Lessons learned from the 2021-2023 Social Prescribing Model Developing Projects”のタイトルで講演を行い、日本における社会的処方の取り組みを発表しました。

他にもシンガポールをはじめとするアジア太平洋地域各国での取り組みが発表され、アイディアや意見の交換ができ有意義な会となりました。

APPHC2024

【告知】NHKラジオ第一の番組「まんまる」のコーナー「ラジオの処方箋」に出演します(特定研究員 土生)

NHKラジオ第一の番組「まんまる」のコーナー「ラジオの処方箋」に、当研究室の土生裕(特定研究員)が出演します。
放送は、12月11日(水)の14時05分から約15分間の生放送です。

「ラジオの処方箋」は、東京藝術大学とNHKの協力のもと、NHKラジオ第一「まんまる」の14時台「まちのわ」にて、毎週水曜日にライブ放送でお届けする企画です。
ラジオを通して、皆さんの生活がよりよくなるような音と音にまつわるエピソードを紹介しています。

番組で紹介される東京藝術大学の音源のフルバージョンをこちらで公開しています。
また、NHKのウェブサイトはこちらからご覧いただけます。

【ニュース】WHO・Alliance for Health Policy and Systems Research (AHPSR)メンバ―との懇談会に参加(教授 近藤・講師 長谷田)

2024年11月25日にホテルニューオータニ東京ガーデンコート及びオンラインで行われた、Helen Clark元ニュージーランド首相を代表とするWHO・Alliance for Health Policy and Systems Research (AHPSR)メンバ―との懇談会に教授 近藤と講師 長谷田が参加しました。

日本の医療及びグローバルヘルスの専門家との懇談の場でした。
日本の地域包括ケアシステムの効果検証に関する話題提供を長谷田が行い、近藤はその後のディスカッションの中で、通いの場事業の効果や地域間格差を減らすための政府の工夫(インセンティブ交付金事業等)を紹介しました。

Alliance for Health Policy and Systems Research (WHO)

【ニュース】社会的インパクト評価学講座に高木大資先生、近藤克則先生が着任しました。

2024年11月1日に設置されました「社会的インパクト評価学講座」(寄附講座)に、特定准教授・講座主任 高木大資先生と非常勤研究員 近藤克則先生(千葉大学 予防医学センター 特任教授、一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 研究部長)が着任しました。
新たなメンバーと共に、より一層頑張ってまいります。引き続き、よろしくお願いいたします!

【ニュース】西岡大輔先生が第83回日本公衆衛生学会 優秀演題賞を受賞しました

大阪医科薬科大学 総合医学研究センター医療統計室 講師で当研究室 非常勤講師の西岡大輔先生が、北海道札幌市で開催された第83回日本公衆衛生学会にて、優秀演題賞を受賞しました。
西岡先生は「地域のソーシャルキャピタルと生活保護利用者の受療行動:属性による異質性検証」のタイトルで選考会での口演を行い、見事優秀演題賞に選出されました。おめでとうございます!

【告知】11/25(月)一社 安寧社会共創イニシアチブ(AnCo)キックオフシンポジウムを開催します

11月25日(月)にAnCoキックオフシンポジウムを開催します!

参加登録はこちら

当研究室の教授 近藤が呼びかけ人となり、2024年10月に一般社団法人 安寧社会共創イニシアチブ(AnCo:あんこ)を設立しました。

AnCoは、文化資本、社会関係資本、そしてそれらを増幅させる制度や情報システム、さらには活動の基盤となる自然資本や空間デザインを社会的共通資本として包括的に捉え、その相互作用を通じたよりよい社会環境づくりを目指しています。

本シンポジウムでは、AnCoの概要やビジョンの共有、AnCoの活動の柱となる5つのテーマについてパネルディスカッションを行います。
#文化的処方と社会的処方 #空間デザイン #ソーシャルマーケティング #社会的共通資本 #社会的インパクト評価

また、経済産業省ヘルスケア産業課 橋本 泰輔課長、千葉大学予防医学センター 近藤 克則特任教授による基調講演も行います。
産官学民どなたでも無料でご参加いただけますので、ぜひ会場(京都/東京)またはオンラインにてご参加ください。

[日時] 11月25日(月)16:00-17:30 (1時間30分)
[場所]京都/東京会場・オンラインハイブリッド開催
京都:京都大学大学院医学研究科・医学部・芝蘭会館山内ホール (〒606-8303 京都府京都市左京区吉田牛ノ宮町11)
東京:千葉大学墨田キャンパス・4階イノベーションアトリエ(〒131-0044東京都墨田区文花1-19-1)
[申込方法]下記のPeatixより申し込みをお願いします。
[参加費]無料
[定員]京都会場120名・東京会場100名・オンライン300名
[問い合わせ]一般社団法人 安寧社会共創イニシアチブ事務局 mail: info@annei.org

参加登録はこちら

AnCoの詳細については WEBサイト をご参照ください。

ニュース:杜 珍(Zhen Du)さんが第83回日本公衆衛生学会 International Participant Awardを受賞しました

当研究室 博士課程学生の杜 珍(Zhen Du)さんが北海道札幌市で開催された第83回日本公衆衛生学会にて、International Participant Awardを受賞しました。
この賞は公衆衛生学会における国際的な研究交流の促進のため設けられたもので、今年度は10名が選出され、杜さんは「Heterogeneity in Social Participation and Cognition: A Machine Learning Study」のタイトルで英語口演を行いました。
おめでとうございます!

ニュース:「蛸みこし ∞ ePi Art」が渋谷QWSの公募プロジェクトに採択されました(特定研究員 土生)

渋谷キューズの公募プロジェクト(QWSプロジェクト)に「蛸みこし ∞ ePi Art」が採択されました。

〈蛸みこし〉とは、脚の一本一本に独立した知性のある「蛸」をモチーフにした参加型アート作品で、藝術探検家・野口竜平によってつくられました。
本プロジェクト「蛸みこし ∞ ePi Art」は、〈蛸みこし〉を担ぐことが「タコー感」(多幸感、多元的なウェルビーイング)に関連するのか、様々な参加者と実践と検証を重ねていくことを目的としたものです。
野口竜平氏の<蛸みこし>と当研究室の特定研究員 土生裕(アーティスト/疫学研究者 ハブヒロシ)が提唱している「ePi Art」とのコラボレーションによって計画されており、研究プロセスと結果の創造的な表現方法についても探求していきます。

詳しくはこちらをご覧ください。

ニュース:アートで繋がる地域の輪『なかまになる月曜日』を開催しました(特定研究員 土生)

新潟大学十日町いきいきエイジング講座(菖蒲川由郷 新潟大学大学院 医歯学総合研究科 特任教授)主催のもと、新潟大学と社会福祉法人十日町福祉会と東京藝術大学の3者により、十日町市をフィールドとした「誰もが自分らしく生きられる地域づくり」を考える共同イベントが開催され、アーティストとしてハブヒロシ(当研究室 特定研究員 土生裕)が参加しました。
『なかまになる月曜日』と題して、3組のアーティストによるワークショップ(以下WS)を楽しみながら、子どもも大人も高齢者も、障がいをお持ちの方も、一緒に繋がり仲間となる1日がコンセプトのイベントです。

土生は「オクトパス∞プロジェクトcollaboration with ハブヒロシ 蛸みこし」のタイトルでWSを開催しました。
詳しくはこちらをご覧ください。

ニュース:保健・医療・介護・福祉分野における「社会的インパクト評価学講座」が設立されました。

2024年11月1日に「社会的インパクト評価学講座」(寄附講座)が設置されました。ご寄附をいただいた各団体の皆様に心より御礼申し上げます。
今後ウェブサイト等により情報発信をしていきます。
目的:社会的処方や地域包括ケアシステムなど、共生社会の実現に向けた分野を超えた連携に基づくまちづくり活動を推進し、その多面的な社会的インパクトの評価を進めることで、社会的インパクト投資の推進を学術面から支援すること。
設立機関:2024年11月1日から2029年10月31日(5年間)
予算規模:年間約3500万円
体  制:准教授2名、特定助教1名、非常勤研究員1名、事務職員1名
協力講座:国際保健学講座(社会疫学分野):(主任:近藤尚己)
寄附者:
・全日本民主医療機関連合近畿地域協議会に加盟する6府県(大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良・和歌山)の連合会
・阪急阪神ホールディングズ
・福岡民主医療機関連合会
さらなるご寄附を受け付けています。お問い合わせフォームからご連絡ください。

<構成員(11月1日現在)>
高木大資 特定准教授・講座主任
近藤克則 非常勤研究員
近藤桂 支援職員

研究活動例
1. 保健医療・介護・福祉に関するコレクティブ・インパクトのある活動モデルの開発
 【活動例】
  • 医療機関における社会的処方やヘルスプロモーションの活動
  • 伝統文化やアート、その他の多様な自己表現の機会づくり
  • 地域における生活困窮者支援の活動
  • アプリを用いた健康づくりや生活支援プログラム
  • 事業所における健康経営プログラム
  • 地域包括ケアや地域共生社会推進に関する自治体のシステム
2. これら諸活動の多面的効果の検証
3. PFS (Pay for Success)や社会的インパクト投資(Social Impact Bond:SIB)に基づくサービスの効果評価
4. プログラム開発・効果評価・効果的な運用のためのツールの開発等
5. PFSやSIBを活用に関連する政策の研究