【ニュース】健康・医療戦略に向けたプラネタリーヘルスの視点の提言が公表されました

教授 近藤尚己がアドバイザリーメンバーとして作成に携わりました日本医療政策機構による政策提言「環境と医療の共創で実現する持続可能な健康長寿社会~プラネタリーヘルスの視点からの第3期 健康・医療戦略への提言~」が公表されました。

近藤は特に、以下の提言を提案しました。

持続可能なサプライチェーンの構築

3.健康と環境への利点と炭素取引市場との連携
健康になることで医療需要が減少し、医療関連の環境負荷が軽減される可能性があります。国全体の 健康長寿社会実現が、将来的に炭素取引市場で評価される要因となり得るため、健康促進と環境保全 を同時に推進する政策を強化することが求められます。

ぜひご一読ください。
【政策提言】環境と医療の融合で実現する持続可能な健康長寿社会~プラネタリーヘルスの視点を取り入れた第3期健康・医療戦略への提言~

【出版】医良戦略2040 PARTⅡ 熱意を理性でドライブせよ(教授 近藤)

教授 近藤が一部を担当しました書籍「医良戦略2040 PARTⅡ 熱意を理性でドライブせよ」が2025年2月7日に出版されます。

本書は医療の課題解決に正面から向き合う16名のトップランナーの次世代医療への提言であり、近藤は第3章-3「一隅を照らす医療 日本から伝える地域社会の未来の描き方」を執筆しました。

本書は大きく2部構成です。前半は編集者の吉村健佑(千葉大学)による医療政策を考える基礎となる現状認識と、それに対し国や都道府県が打つ政策動向の概説です。医療現場や政策立案の過程で起こっていることの解像度がグッと上がると思います。後半は2023年11月から2024年2月に『次世代医療クロストーク2023―2024』2で行われた16名との対談、そして吉村と医学生との対談を加え全17回分をベースとして加筆され、全656ページと内容豊富です。
『医療をより良くするために知恵を絞った戦略集』である本書をどうぞご堪能ください。

ロギカ書房 医良戦略2040 PARTⅡ 熱意を理性でドライブせよ

【ニュース】近藤尚己教授が2024年度 公益信託 武見記念生存科学研究基金「武見奨励賞」を受賞しました

2024年12月23日、近藤尚己教授が2024年度 公益信託 武見記念生存科学研究基金「武見奨励賞」を受賞しました。
「武見奨励賞」は、故武見太郎氏が創造した生存科学の普及・発展を図ることを目的に、生存科学とその関連分野で顕著な業績をあげつつある研究者または実践者を顕彰してその業績を称える賞です。

また、奨励賞受賞者記念講演として、「高齢化する世界における公正なプライマリヘルスの推進に向けた研究と実践」を行いました。

誠におめでとうございます!益々のご活躍を祈念いたします。

公益信託 武見記念生存科学研究基金:https://takemiseizon.com/

【ニュース】第2回 Asia Pacific Social Prescribing Conferenceにて登壇(教授 近藤)

2024年11月28-29日にシンガポールで行われたthe inaugural Asia Pacific Population Health Conference・2nd Asia Pacific Social Prescribing Conferenceに教授の近藤が参加し、”Social prescribing in Japan Lessons learned from the 2021-2023 Social Prescribing Model Developing Projects”のタイトルで講演を行い、日本における社会的処方の取り組みを発表しました。

他にもシンガポールをはじめとするアジア太平洋地域各国での取り組みが発表され、アイディアや意見の交換ができ有意義な会となりました。

APPHC2024

【告知】NHKラジオ第一の番組「まんまる」のコーナー「ラジオの処方箋」に出演します(特定研究員 土生)

NHKラジオ第一の番組「まんまる」のコーナー「ラジオの処方箋」に、当研究室の土生裕(特定研究員)が出演します。
放送は、12月11日(水)の14時05分から約15分間の生放送です。

「ラジオの処方箋」は、東京藝術大学とNHKの協力のもと、NHKラジオ第一「まんまる」の14時台「まちのわ」にて、毎週水曜日にライブ放送でお届けする企画です。
ラジオを通して、皆さんの生活がよりよくなるような音と音にまつわるエピソードを紹介しています。

番組で紹介される東京藝術大学の音源のフルバージョンをこちらで公開しています。
また、NHKのウェブサイトはこちらからご覧いただけます。

【ニュース】WHO・Alliance for Health Policy and Systems Research (AHPSR)メンバ―との懇談会に参加(教授 近藤・講師 長谷田)

2024年11月25日にホテルニューオータニ東京ガーデンコート及びオンラインで行われた、Helen Clark元ニュージーランド首相を代表とするWHO・Alliance for Health Policy and Systems Research (AHPSR)メンバ―との懇談会に教授 近藤と講師 長谷田が参加しました。

日本の医療及びグローバルヘルスの専門家との懇談の場でした。
日本の地域包括ケアシステムの効果検証に関する話題提供を長谷田が行い、近藤はその後のディスカッションの中で、通いの場事業の効果や地域間格差を減らすための政府の工夫(インセンティブ交付金事業等)を紹介しました。

Alliance for Health Policy and Systems Research (WHO)

【ニュース】社会的インパクト評価学講座に高木大資先生、近藤克則先生が着任しました。

2024年11月1日に設置されました「社会的インパクト評価学講座」(寄附講座)に、特定准教授・講座主任 高木大資先生と非常勤研究員 近藤克則先生(千葉大学 予防医学センター 特任教授、一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 研究部長)が着任しました。
新たなメンバーと共に、より一層頑張ってまいります。引き続き、よろしくお願いいたします!

【ニュース】西岡大輔先生が第83回日本公衆衛生学会 優秀演題賞を受賞しました

大阪医科薬科大学 総合医学研究センター医療統計室 講師で当研究室 非常勤講師の西岡大輔先生が、北海道札幌市で開催された第83回日本公衆衛生学会にて、優秀演題賞を受賞しました。
西岡先生は「地域のソーシャルキャピタルと生活保護利用者の受療行動:属性による異質性検証」のタイトルで選考会での口演を行い、見事優秀演題賞に選出されました。おめでとうございます!

【告知】11/25(月)一社 安寧社会共創イニシアチブ(AnCo)キックオフシンポジウムを開催します

11月25日(月)にAnCoキックオフシンポジウムを開催します!

参加登録はこちら

当研究室の教授 近藤が呼びかけ人となり、2024年10月に一般社団法人 安寧社会共創イニシアチブ(AnCo:あんこ)を設立しました。

AnCoは、文化資本、社会関係資本、そしてそれらを増幅させる制度や情報システム、さらには活動の基盤となる自然資本や空間デザインを社会的共通資本として包括的に捉え、その相互作用を通じたよりよい社会環境づくりを目指しています。

本シンポジウムでは、AnCoの概要やビジョンの共有、AnCoの活動の柱となる5つのテーマについてパネルディスカッションを行います。
#文化的処方と社会的処方 #空間デザイン #ソーシャルマーケティング #社会的共通資本 #社会的インパクト評価

また、経済産業省ヘルスケア産業課 橋本 泰輔課長、千葉大学予防医学センター 近藤 克則特任教授による基調講演も行います。
産官学民どなたでも無料でご参加いただけますので、ぜひ会場(京都/東京)またはオンラインにてご参加ください。

[日時] 11月25日(月)16:00-17:30 (1時間30分)
[場所]京都/東京会場・オンラインハイブリッド開催
京都:京都大学大学院医学研究科・医学部・芝蘭会館山内ホール (〒606-8303 京都府京都市左京区吉田牛ノ宮町11)
東京:千葉大学墨田キャンパス・4階イノベーションアトリエ(〒131-0044東京都墨田区文花1-19-1)
[申込方法]下記のPeatixより申し込みをお願いします。
[参加費]無料
[定員]京都会場120名・東京会場100名・オンライン300名
[問い合わせ]一般社団法人 安寧社会共創イニシアチブ事務局 mail: info@annei.org

参加登録はこちら

AnCoの詳細については WEBサイト をご参照ください。

ニュース:杜 珍(Zhen Du)さんが第83回日本公衆衛生学会 International Participant Awardを受賞しました

当研究室 博士課程学生の杜 珍(Zhen Du)さんが北海道札幌市で開催された第83回日本公衆衛生学会にて、International Participant Awardを受賞しました。
この賞は公衆衛生学会における国際的な研究交流の促進のため設けられたもので、今年度は10名が選出され、杜さんは「Heterogeneity in Social Participation and Cognition: A Machine Learning Study」のタイトルで英語口演を行いました。
おめでとうございます!