お知らせ:博士課程受験希望者向け相談会(最終回)

社会疫学分野の博士課程受験希望者向けの相談会を下記の通り開催致します。

今年度2回開催した京大SPHオープンキャンパス(入学相談会)に参加できなかった方のための相談会となります。

**ご注意**
*専門職学位課程出願者の募集は締め切りました。

*出願期間前の最終の相談機会です。原則として下記日程以外の相談は受け付けません。
*学生募集要項(4ページ)(PDFはこちら)に書かれておりますように 「出願前に当該研究分野の教授に連絡を取り、出願の了承を必ず得ること」が求められます。
*研究室現地での個別の面談をご希望の場合も、必ずこれらの相談会にご参加ください。

開催日時
・博士課程:7月26日(火)10:30-11:00
いずれもオンライン開催の予定です。

申し込み方法
参加日前日の午前中までに下記フォームにご記入ください。
相談会詳細(zoomURLなど)については、開催日が近くなりましたら申し込みをいただいた方に別途ご案内致します。

お知らせ:6/11 第13回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 シンポジウム14(助教 長谷田)

第13回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会が開催され、助教の長谷田が「シンポジウム14」で座長を務めます。

第13回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会
会期:2022年6月11日(土)~12日(日)
会場:パシフィコ横浜

●シンポジウム14 「社会的処方」におけるプライマリ・ケアの役割および課題
日時:2022年6月11日(土)16:30-18:00
会場:パシフィコ横浜5F 第3会場

<企画概要>
健康の社会的決定要因(SDH)への対応の一つとして、昨今「社会的処方」という概念に注目が集まっており、2020年の骨太方針にもその文言が盛り込まれた。
しかし現時点では、具体的な「処方」の在り方は各現場に任されている。
またその用語そのものや、地域におけるソーシャルワークおよび多職種協働などの近接領域との関連性には議論があり、特に制度化には慎重であるべきという声が少なくない。
このような中、プライマリ・ケア従事者は地域の中で、どのような立ち位置および姿勢で今後「社会的処方」あるいは類似の地域活動に携わるべきであろうか。
本シンポジウムでは、まず社会的処方の概念、利点および懸念点を整理する。また、地域でのつなぎ役や住民とともに行っている活動と、それぞれの立場からの所感を紹介する。
その後プライマリ・ケアが「社会的処方」において果たすべき役割および課題について議論し、今後の方向性を模索する。

 

ニュース:日本プライマリ・ケア連合学会「健康格差に対する見解と行動指針」改訂版発表について(教授 近藤)

近藤尚己が副委員長を務める健康の社会的決定要因(SDH)検討委員会が中心になり改訂作業を行いました。

日本プライマリ・ケア連合学会

改訂版「健康格差に対する見解と行動指針」PDF

主な改訂点は以下の通りです。
・社会的処方や地域共生社会といった概念を追記
・研究や政策提言に関わる重要事項を追記
・特定の医療専門職に限らないプライマリ・ケア従事者全体へのメッセージとなるよう配慮した表現に修正
・専攻医向けに,ポートフォリオ作成に役立つ内容を追記
・一層配慮した表現や用語を選択
・読みやすさの改善

プレス発表は以下の日程で開催予定です。
第13回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会
日時:2022年6月12日(日)11時30分〜12時30分
会場:パシフィコ横浜 会議センター 第1会場(メインホール)

 

ニュース:招へい外国人学者・李彦章が着任

李彦章(成都医学院 教授)が招へい外国人学者として当研究室に着任いたしました。

李彦章

着任のご挨拶

I am  a Psychologist. Now my main research interest is healthy aging in community. I focus on psychosocial factors’ moderating or mediating roles on physical or mental health of older people, and develop suitable prevention and intervention methods to promote their health and well-being.

我是心理学家,目前我主要的研究兴趣是社区健康老龄化,我聚焦于研究心理社会因素对老年人身心健康的中介或调节作用,并开发适合的预防和干预方法去促进他们的健康和幸福。

私は心理学者です。現在の主な研究テーマは、地域社会における健康的な加齢です。高齢者の身体的・精神的健康に対する心理社会的要因の調整・仲介に焦点を当て、高齢者の健康と幸福を促進するための適切な予防・介入方法を開発しています。

出版:令和3年度社会福祉推進事業「医療扶助の更なるガバナンス強化のため、 保健医療施策全般との連携に関する調査研究」(教授 近藤)

令和3年度社会福祉推進事業「医療扶助の更なるガバナンス強化のため、保健医療施策全般との連携に関する調査研究」の報告書が出版されました。
本事業においては、近藤尚己が検討委員会の委員長を務めました。

全国の福祉事務所への調査や文献データから、効果的な医療扶助制度の推進に向けて、主に下記の点が重要であることが確認されました(報告書本文より抜粋)。

②国又は都道府県に求められること

前記の視点①~③に関する課題を踏まえ、国及び都道府県に求められることとして、視点ごとに以下のように整理した。

ニュース:2022年度科学ジャーナリスト賞(優秀賞)受賞 下野新聞連載「なぜ君は病に…社会的処方 医師たちの挑戦」

社会的処方に関する下野新聞の特集連載「なぜ君は病に… 〜社会的処方 医師たちの挑戦〜」下野新聞 SOON(スーン) が日本科学技術ジャーナリスト会議の「科学ジャーナリスト賞」優秀賞を受賞しました。

受賞報告記事:https://jastj.jp/info/20220426/ 

【科学ジャーナリスト賞(優秀賞)】 3 件(順不同)
下野新聞 健康と社会的処方取材班(代表・大塚順一)殿
新聞連載「なぜ君は病に…社会的処方 医師たちの挑戦」
(2019年11月26日〜2021年6月7 日連載)
地域の医師が患者の社会や家庭環境に着目し患者に向き合う「社会的処方」に取り組む姿をルポし、病の本質に潜む要因を掘り起こした点が評価された。

本連載に際しては、本研究室の近藤尚己や西岡大輔、長谷田真帆らが一部協力する機会をいただきました。「社会的処方」をキーワードに、宇都宮市医師会等、先進的な取り組みを行っている団体の活動紹介や識者の意見、関連する政策動向等が発信されました。健康の社会的決定要因に配慮した診療や健康づくり、や医療と福祉の連携、地域包括ケアの深化、地域共生社会の実現といった、次世代の健康やウェルビーイング推進施策の在り方を考えるために役立つ充実した情報が提供されています。

下野新聞およびその「健康と社会的処方取材班」ご一同へお祝い申し上げるとともに、健康で公正な社会づくりに向けたアドボカシーの推進の取り組みに対して心からの感謝の意を表します。

お知らせ:修士課程・博士課程受験希望者向け相談会(最終回)

社会疫学分野の修士課程・博士課程受験希望者向けの相談会を下記の通り開催致します。

今年度2回開催した京大SPHオープンキャンパス(入学相談会)に参加できなかった方のための相談会となります。

**ご注意**
*出願期間前の最終の相談機会です。原則として下記日程以外の相談は受け付けません。
*学生募集要項(4ページ)(PDFはこちら)に書かれておりますように 「出願前に当該研究分野の教授に連絡を取り、出願の了承を必ず得ること」が求められます。
*研究室現地での個別の面談をご希望の場合も、必ずこれらの相談会にご参加ください。

開催日時
・専門職学位課程:6月7日(火)10:30-11:00
・博士課程:7月26日(火)10:30-11:00
いずれもオンライン開催の予定です。

申し込み方法
参加日前日の午前中までに下記フォームにご記入ください。
相談会詳細(zoomURLなど)については、開催日が近くなりましたら申し込みをいただいた方に別途ご案内致します。

お知らせ:5/14「医療科学研究所 産官学シンポジウム2022」(教授 近藤)

シンポジウムのお知らせです。
座長である近藤の基調講演は13:45からの予定です。

医療科学研究所 産官学シンポジウム2022
テーマ:日本の創薬力強化に向けた産官学の役割と連携
-コロナ禍に学ぶ連携強化とプラットフォーム構築の重要性-

日 時:2022年5月14日(土)13:30~17:00
会 場:現地会場 全社協・灘尾ホール(東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビルLB階)
オンライン会場 Zoomウェビナー
参加申込:入場無料・要予約 現地会場参加には事前のお申込みが必要です。お申し込みなく、当日ご来場での参加はできません。
申込締め切り:5月9日(月)

【お申し込みはこちらから】 医療科学研究所 シンポジウム案内のお知らせ

医療科学研究所シンポジウムチラシ

ニュース:ポストコロナの社会的課題解決に向けたICT活用の可能性 野村證券株式会社が論文を発表(教授 近藤)

野村證券株式会社が近藤監修の論文「ポストコロナの社会的課題解決に向けたICT活用の可能性」を発表しました。

野村證券株式会社 ポストコロナの社会的課題解決に向けたICT活用の可能性

PDFはこちらです。

共同研究開始の記事はこちらです。

ニュース:世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム(L-INSIGHT)研究紹介動画公開 (助教 井上)

京都大学第2期L-INSIGHTフェローである井上(助教)の研究紹介動画「医学研究における因果推論」をご紹介します。
是非ご視聴下さい。

L-INSIGHTのサイトはこちらです