「第4回孤独・孤立対策の重点計画に関する有識者会議」に近藤が参加致しました。同会議においての近藤の発言のポイントは以下の通りです。
- 「人とのつながり」は資本(社会関係資本:ソーシャル・
キャピタル)であり、 投資により個人や社会の発展や開発が期待できる。孤独・ 孤立はその資本が奪われた状態と言える。社会関係資本: ソーシャル・キャピタルは、「新しい資本主義」 において重視すべき資本概念であり、社会関係資本を可視化し、 他の経済資本(金銭)、人的資本(教育)、文化資本(行動・ 慣習)、健康資本(保健医療)との“交換性”を評価し、 持続的に社会実装するための研究開発が求められる。 - 孤独・孤立への対策が継続的になるためには、
そのためのサービスが資金や意欲面で持続的になる必要がある。 ソーシャル・インパクト・第4回孤独・孤立対策の重点計画に関する有識者会議 議事録ボンド(SIB)やpay for success(PFS)、効果実証などにより、資金収集・ インセンティブ・ エビデンス創生が進む仕組みの推進が期待される。 - 「実態調査」結果について都道府県別の結果など、
自治体が活用できる形での分析結果の提示が可能であればお願いし たい。また、分析のためのデータ(生データ) を公開していただき、 研究者等が自主的に分析できるようにしてほしい。 - 社会的処方(かかりつけ医等、医療のかかわり)について、
情報発信サイトや社会的処方に関心のある機関でつくるネットワー クを作ってはどうか。