ニュース:どこでもドアプロジェクト全体会議を京都大学で開催(2023年10月10日)

20231010日、どこでもドアプロジェクト全体会議を京都大学で開催(ハイブリッド開催)しました。どこでもドアプロジェクトメンバー11名が参加し、京都・名古屋チームからこれまでの進捗報告、新規の研究結果が報告され、京都・名古屋チーム間の融合などについて活発なディスカッションが行われました。また、当プロジェクトのサイトビジットとして、RISTEXのアドバイザーの先生方・事務局の方々にご参加いただき、有益な情報・コメントをいただきました。

会議内では、国立成育医療研究センター社会疫学部研究員の帯包エリカ先生の招待講演も開催しました(「母子保健活動における支援が必要な 家庭を把握し共有するためのリスクアセスメント」)。社会的ニーズを必要とする妊産婦の人たちを自治体母子保健部門で早期に発見し支援をするためのアセスメントシートツールの作成から実装までの一連のプロセスについてご講演いただき、ディスカッションも大いに盛り上がりました。

  

ニュース:第23回社会医学サマーセミナーが開催されました(教授 近藤)

2023年8月16日、17日、知恩院において、全国の医学生を対象とした第23回社会医学サマーセミナー「夏の京都で考える:社会医学の多様な視点から」が開催されました。教授の近藤は「つながりと健康」と題して講義を行いました。

台風の影響で参加者の到着が遅れるなどの予期せぬ出来事がありましたが、送り火鑑賞やワークショップなども実施され、様々なバックグラウンドの学生が交流を通して多くの学びを得る貴重な機会となりました。

ニュース:京都大学アカデミックデイ2023に出展しました(助教 本多、研究員 土生)

2023年9月24日、「京都大学アカデミックデイ2023」に助教の本多、研究員の土生が参加し、共同研究者の市川佳世子客員研究員(健康情報学分野)と共に当分野の研究を紹介しました。
参加者とお茶を頂きながら語らいの場を持つことができ、充実したイベントとなりました。

京都大学アカデミックデイとは
「K.U.RESEARCH」より引用

「京都大学アカデミックデイ」は、市民や研究者、文系、理系を問わず、誰もが学問の楽しさ・魅力に気付くことができる「対話」の場となることを目指している企画です。年に一度、100名以上の研究者が一堂に会します。これは、国民と科学・技術に関わる本学の研究者が直接対話することで、本学の研究活動をわかりやすく説明するともに、国民の声を本学における研究活動に反映させることを1つの目的として始めた取り組みです。

同イベントでは、当分野を紹介するリーフレットも配布しました。

リーフレットデザイン:霞いちか

お知らせ:9/15「医療科学研究所シンポジウム2023」(教授 近藤)(10/20更新)

*シンポジウムの記事が「社会保険旬報」No.2906(10月11日発行)に掲載されました。(10/20更新)
*講演要旨と講演・パネルディスカッション動画が医研シンポジウム2023のウェブサイトに公開されました。(10/13,10/20更新)
以下よりご視聴、ご確認頂けます。
医研シンポジウム2023 講演要旨、講演・パネルディスカッション動画

シンポジウムのお知らせです。
近藤が座長を務め、基調講演を行います。

医療科学研究所シンポジウム2023
テーマ:「自然に健康になれる環境づくり」に向けたヘルスケア産業の変革
-誰も取り残されないウェルビーイングの達成に向けて-

日 時:2023年9月15日(金)13:30~17:00
開催方法:会場とWeb同時開催
開催会場:全社協・灘尾ホール(東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビルLB階)
参加申込:入場無料・要予約(開催当日まで参加申し込みを受け付ます)
※会場参加には事前のお申込みが必要です。
※当日シンポジウム会場で講演資料を配布いたします。

医療科学研究所シンポジウム2023 開催のご案内
【お申し込みはこちらから】医療科学研究所シンポジウム 参加申込登録
医療科学研究所シンポジウムチラシ

論文出版:コロナ禍における健康格差に対する8か国の対応:医療と公衆衛生はどう連携したか?(教授 近藤、研究員 西岡)

新型コロナパンデミックへの対応に際しては、医療アクセスに大きな格差が生じたことが指摘されています。その状況は国によって大きなばらつきがありました。そこで、世界8か国のプライマリケアや公衆衛生の研究者らが参集して、各国での対応状況を調べました。特に格差の是正のために重視されている医療部門(診療所や病院)と、公衆衛生部門(保健所や自治体保健センターなど)との連携の実態を明らかにしました。

その結果、平時からの両部門の連携の仕組みづくりが重要であること、その際に、対象となる人々の健康の社会的決定要因(貧困・孤立など)を踏まえたしくみを構築することの重要性が確認されました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37653472/

ニュース:国際会議へ登壇 第3回MEV-MEJ Forum on Sharing Experiences in Adaptation to Ageing and Care for Elderly between Japan and Vietnam(教授 近藤)

教授の近藤が、2023年8月29日にベトナムと日本の技術協力を進めるフォーラム(MEV-MEJ Forum on Sharing Experiences in Adaptation to Ageing and Care for Elderly between Japan and Vietnam)に登壇し、公平な高齢社会対策の進め方についてシンポジストとして話しました。

演題「Achieving Health Equity by Data-Driven Community-Based Integrated Care System: Lessons from Japan」

受賞:中山人間科学振興財団第32回(2023年度)研究助成(博士課程 西尾)

中山人間科学振興財団の第32回(2023年度)研究助成(本年度テーマ:健康格差のヒューマンサイエンス)に、西尾(博士課程3年)の課題「Healthy Ageingの達成と健康格差の縮小に向けた理想的な建造環境の探索」が採択されました。

この研究は、どのような建造環境が、WHOの提唱するHealthy ageingの達成と健康格差の縮小に寄与するのかを明らかにすることを目的としています。WHOは、2020年〜2023年を”Decade of Healthy Ageing”と定め、高齢者の身体的・精神的機能を支える様々な環境の整備を推進しています。本研究では、街並み・公園・施設などの地域の建造環境に着目します。

受賞:日本健康教育学会 第13回奨励賞(助教 喜屋武)

助教の喜屋武が第31回日本健康教育学会学術大会にて第13回奨励賞を受賞しました。
同会は2023年 7月22日から23日に東京で開催され、喜屋武が受賞者講演(テーマ「学力向上と健康増進施策の橋渡し─子ども・青少年の身体活動促進を中心に据えたヘルスプロモーション研究─」)を行いました。
同賞は、健康教育・ヘルスプロモーション分野における研究または実践活動において価値ある業績をあげている同学会員に対して与えられるものです。
これまで従事してきた「授業中の学習を伴う身体活動プログラム(アクティブ・レッスン・プログラム)」に関連する研究論文・学会発表業績が、優れたものとして認められたことから受賞に至りました。
一連の研究は青少年のヘルスプロモーションが教育成果にも資する可能性があることを指摘するものです。日本ではほとんど例を見ない観点ですが、議論の嚆矢を放つ研究として今後の発展が期待されます。

論文情報:
1. 喜屋武享, & 高倉実. (2019). 授業中の学習を伴う身体活動プログラム(アクティブ・レッスン・プログラム)の学業および身体活動への効果:システマティックレビューによる研究動向のアップデート. 日本健康教育学会誌, 27(3), 229–245. https://doi.org/10.11260/kenkokyoiku.27.229
2. 喜屋武享, & 高倉実. (2020). 授業中の学習を伴う身体活動プログラム(アクティブ・レッスン・プログラム)の提案:算数を例とした場合. 日本健康教育学会誌, 28(3), 169–175. https://doi.org/10.11260/kenkokyoiku.28.169
3. Kyan, A., Takakura, M., & Miyagi, M. (2019). Mediating effect of aerobic fitness on the association between physical activity and academic achievement among adolescents: A cross-sectional study in Okinawa, Japan. Journal of Sports Sciences, 37(11), 1242–1249. https://doi.org/10.1080/02640414.2018.1554552
4. Kyan, A., Takakura, M., & Miyagi, M. (2018). Does Physical Fitness Affect Academic Achievement among Japanese Adolescents? A Hybrid Approach for Decomposing Within-Person and Between-Persons Effects. International Journal of Environmental Research and Public Health, 15(9), 1901. https://doi.org/10.3390/ijerph15091901

 

ニュース:社会疫学分野メンバー5名が北米疫学会トラベルグラント同時受賞

社会健康医学系専攻のウェブサイトより一部引用・編集

2023年6月13日~16日に米国Portlandで行われたSociety for Epidemiologic Research(SER)にて社会疫学分野のメンバー5名がトラベルグラントを同時受賞しました。また当分野から計10名の教員・学生・卒業生が参加・研究発表し、旧交・新交を深めました。

参加者:近藤尚己(教授)、井上浩輔(准教授)、佐藤豪竜(助教)、荒川裕貴*(大学院生)、西尾麻里沙*(大学院生)、Du Zhen(大学院生)、松岡洋子*(客員研究員)、竹村優太*(医学部生・実習生)、古村俊昌(共同研究者)、大沢樹輝*(研究協力員)

*トラベルグラント受賞者

社会健康医学系専攻のウェブサイトはこちらです。
Society for Epidemiologic Researchのウェブサイトはこちらです。