連載:第7回 時間とともに変化する曝露を扱う(医学界新聞, 助教 井上)

助教の井上浩輔が医学界新聞で連載している「臨床研究・疫学研究のための因果推論レクチャー」の最新回が掲載されました。

【第7回】 時間とともに変化する曝露を扱う(2021.10.4週刊医学界新聞(通常号):第3439号より)

井上浩輔のウェブサイトはこちらです。

ニュース:非常勤講師 東京大学鎌田真光講師を中心とした研究チームによる歩数計アプリ「パ・リーグウォーク」の論文が「Medicine & Science in Sports & Exercise誌」に掲載

東京大学の鎌田真光講師(当教室の非常勤講師)を中心とした研究チームが、日々の歩数でプロ野球パシフィック・リーグ6球団を応援できる歩数計アプリ「パ・リーグウォーク」について検証内容をまとめ、その論文が米学術誌「Medicine & Science in Sports & Exercise誌」に掲載されました。

同アプリは2016年3月に無料配信を開始したパ・リーグ6球団の公式アプリで、「第9回 健康寿命をのばそう!アワード」では厚生労働大臣優秀賞(団体部門)を受賞しています。

論文(オープンアクセス)はこちらです。
Large-Scale Fandom-based Gamification Intervention to Increase Physical Activity. Masamitsu Kamada, Hana Hayashi et al.
Medicine & Science in Sports & Exercise, Publish Ahead of Print, 8 2021

「パ・リーグウォーク」の検証論文が米学術誌に掲載「社会へ新しい価値を」 | Full-Count
https://full-count.jp/2021/08/30/post1127206/

「パ・リーグウォーク」検証の論文が米スポーツ医学会雑誌に掲載 – プロ野球 : 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202108300000412.html

歩数計アプリ「パ・リーグウォーク」の検証論文が米スポーツ医学会公式学術誌に掲載 | BASEBALL KING
https://baseballking.jp/ns/293419

歩数計アプリ「パ・リーグウォーク」の効果を検証した論文が米国スポーツ医学会公式学術誌に掲載― スポニチ Sponichi Annex 野球
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/08/30/kiji/20210830s00001173475000c.html

歩数計アプリ「パ・リーグウォーク」の効果を検証した論文が米国スポーツ医学会学術誌に掲載 : スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20210830-OHT1T51155.html

ニュース:井上浩輔(助教)が研究結果「ストレスホルモンは高血圧の発症リスクと心血管イベント発生のリスクと関連する」を記者発表

井上浩輔が上記関連を示した研究結果について、2021年9月27日にオンラインにて記者発表を行いました。

またこの結果は2021年9月13日に国際学術誌「Hypertension」にオンライン公開され、米国メディアCNNなどでも取り上げられております。

詳しくはプレスリリースをご覧ください。

井上浩輔のウェブサイトはこちらです。

お知らせ:9/29(水)午後10時放送予定 NHKクローズアップ現代+ “孤立という病” コロナ禍の健康被害 

「NHKクローズアップ現代+ “孤立という病” コロナ禍の健康被害」が9月29日(水)NHK総合 午後10時より放送されます。

コロナ禍の外出自粛による「孤立」が健康被害を引き起こしている。ボランティアやサークルなど活動頻度が減った人は、身体機能低下やうつのリスクが高まることが最新の調査で明らかになった。こうした“医療だけでは健康になれない”ケースの対策として注目を集めるのが「社会的処方」。病気の背景にある孤立を解消するため、薬を処方するように“社会とのつながり”を処方する、という取り組みだ。孤立が引き起こす病を防ぐ方法を考える。

皆様どうぞご覧下さい!

連載:第6回 傾向スコア分析を用いて交絡を調整する(医学界新聞, 助教 井上)

助教の井上浩輔が医学界新聞で連載している「臨床研究・疫学研究のための因果推論レクチャー」の最新回が掲載されました。

【第6回】 傾向スコア分析を用いて交絡を調整する(2021.9.6週刊医学界新聞(通常号):第3435号より)

井上浩輔のウェブサイトはこちらです

メディア掲載:「地域保健」9月号 「貧困家庭の子どもの健康を守る 実現可能性を目指して」座談会が掲載されました(教授 近藤)

9/1発行「地域保健」9月号に近藤尚己のオンライン座談会が掲載されました。

9月号特集は「貧困家庭の子どもへの必要な健康支援」。座談会は「貧困家庭の子どもの健康を守る 実現可能性を目指して」をテーマに掲げ、有識者5名が参加しました。

 

 

【R4.1.18更新 掲載紙追加情報】メディア掲載:農家のうつリスク研究 地域越える助け合い必要(特別研究学生 金森)

特別研究学生の金森万里子の論文について、複数のメディアに新たに掲載されました。

掲載紙:佐賀新聞、琉球新報、中國新聞SELECT、下野新聞、河北新報、中部経済新聞、山梨日日新聞、岐阜新聞、週刊農林、日本農業新聞(New)

チームの東京大大学院医学系研究科大学院生で獣医師の金森万里子さんは「農業は地域での助け合いが多い仕事。地域に同業者が少ない場合、助け合いをしづらいことがメンタルヘルスに影響している可能性がある。地域を越えて助け合える仕組みの充実が必要だと思う」と話している。

以前の記事 https://socepi.med.kyoto-u.ac.jp/blogs/3508

 

ニュース:【共同研究】マッキャンヘルス、世界初*「日常会話の音声データを使った認知症予測モデル」のエビデンス取得

近藤研究室とマッキャンヘルスケアワールドワイド ジャパン株式会社による論文(共同執筆)が査読付き学術誌に掲載された件についてPR TIMESで配信されました。2021.7.29公開

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000027750.html

認知症予防に向けた新たなアプローチとして軽度認知障害の兆候を「誰もが正しく発見できる機会」を作るために世界で前例のない電話での日常会話の音声データからその兆候を検知するA.I.予測モデルの開発目指す

マッキャンヘルスケア ワールドワイド ジャパン株式会社 (マッキャンヘルス 本社:東京都港区、代表取締役社長:横川淳二)は、2021年7月14日に京都大学大学院医学系研究科社会疫学分野近藤尚己研究室と共同執筆した論文”Dementiia risks identified by vocal features via telephone conversatons: a novel machine learning prediction model (電話の日常会話から音声特徴を特定して認知症リスクを予測する機械学習モデル)“が、査読付き学術誌であるPLOS ONE*1に掲載されたことを発表しました。

[掲載論文] A Shimoda, L Yue, H Hayashi, N Kondo. Dementiia risks identified by vocal features via telephone conversatons: a novel machine learning prediction model. PLOS ONE. 2021;16(7):e0253988. DOI: https://doi.org/10.1371/journal.pone.0253988

メディア掲載:コロナ禍でうつ傾向がある人は野菜や果物の消費量が減っている傾向

@DIMEに株式会社リンクアンドコミュニケーションと共同研究した論文が紹介されました。2021/7/25公開

https://dime.jp/genre/1184224/

リンクアンドコミュニケーションでは、京都大学大学院医学研究科社会疫学分野(教授:近藤尚己氏)と共同で、AI健康アプリ「カロママ」の利用者を対象に、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う生活様式の変化と健康について研究している。この度、2020年の緊急事態宣言期間中(※)の生活様式の変化が食生活に及ぼす影響について分析し、学術論文が国際学術誌「Appetite」に受理された。