ニュース:井上浩輔(助教)が研究結果「ストレスホルモンは高血圧の発症リスクと心血管イベント発生のリスクと関連する」を記者発表

井上浩輔が上記関連を示した研究結果について、2021年9月27日にオンラインにて記者発表を行いました。

またこの結果は2021年9月13日に国際学術誌「Hypertension」にオンライン公開され、米国メディアCNNなどでも取り上げられております。

詳しくはプレスリリースをご覧ください。

井上浩輔のウェブサイトはこちらです。

お知らせ:9/29(水)午後10時放送予定 NHKクローズアップ現代+ “孤立という病” コロナ禍の健康被害 

「NHKクローズアップ現代+ “孤立という病” コロナ禍の健康被害」が9月29日(水)NHK総合 午後10時より放送されます。

コロナ禍の外出自粛による「孤立」が健康被害を引き起こしている。ボランティアやサークルなど活動頻度が減った人は、身体機能低下やうつのリスクが高まることが最新の調査で明らかになった。こうした“医療だけでは健康になれない”ケースの対策として注目を集めるのが「社会的処方」。病気の背景にある孤立を解消するため、薬を処方するように“社会とのつながり”を処方する、という取り組みだ。孤立が引き起こす病を防ぐ方法を考える。

皆様どうぞご覧下さい!

連載:第6回 傾向スコア分析を用いて交絡を調整する(医学界新聞, 助教 井上)

助教の井上浩輔が医学界新聞で連載している「臨床研究・疫学研究のための因果推論レクチャー」の最新回が掲載されました。

【第6回】 傾向スコア分析を用いて交絡を調整する(2021.9.6週刊医学界新聞(通常号):第3435号より)

井上浩輔のウェブサイトはこちらです

メディア掲載:「地域保健」9月号 「貧困家庭の子どもの健康を守る 実現可能性を目指して」座談会が掲載されました(教授 近藤)

9/1発行「地域保健」9月号に近藤尚己のオンライン座談会が掲載されました。

9月号特集は「貧困家庭の子どもへの必要な健康支援」。座談会は「貧困家庭の子どもの健康を守る 実現可能性を目指して」をテーマに掲げ、有識者5名が参加しました。

 

 

【R4.1.18更新 掲載紙追加情報】メディア掲載:農家のうつリスク研究 地域越える助け合い必要(特別研究学生 金森)

特別研究学生の金森万里子の論文について、複数のメディアに新たに掲載されました。

掲載紙:佐賀新聞、琉球新報、中國新聞SELECT、下野新聞、河北新報、中部経済新聞、山梨日日新聞、岐阜新聞、週刊農林、日本農業新聞(New)

チームの東京大大学院医学系研究科大学院生で獣医師の金森万里子さんは「農業は地域での助け合いが多い仕事。地域に同業者が少ない場合、助け合いをしづらいことがメンタルヘルスに影響している可能性がある。地域を越えて助け合える仕組みの充実が必要だと思う」と話している。

以前の記事 https://socepi.med.kyoto-u.ac.jp/blogs/3508

 

ニュース:【共同研究】マッキャンヘルス、世界初*「日常会話の音声データを使った認知症予測モデル」のエビデンス取得

近藤研究室とマッキャンヘルスケアワールドワイド ジャパン株式会社による論文(共同執筆)が査読付き学術誌に掲載された件についてPR TIMESで配信されました。2021.7.29公開

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000027750.html

認知症予防に向けた新たなアプローチとして軽度認知障害の兆候を「誰もが正しく発見できる機会」を作るために世界で前例のない電話での日常会話の音声データからその兆候を検知するA.I.予測モデルの開発目指す

マッキャンヘルスケア ワールドワイド ジャパン株式会社 (マッキャンヘルス 本社:東京都港区、代表取締役社長:横川淳二)は、2021年7月14日に京都大学大学院医学系研究科社会疫学分野近藤尚己研究室と共同執筆した論文”Dementiia risks identified by vocal features via telephone conversatons: a novel machine learning prediction model (電話の日常会話から音声特徴を特定して認知症リスクを予測する機械学習モデル)“が、査読付き学術誌であるPLOS ONE*1に掲載されたことを発表しました。

[掲載論文] A Shimoda, L Yue, H Hayashi, N Kondo. Dementiia risks identified by vocal features via telephone conversatons: a novel machine learning prediction model. PLOS ONE. 2021;16(7):e0253988. DOI: https://doi.org/10.1371/journal.pone.0253988

メディア掲載:コロナ禍でうつ傾向がある人は野菜や果物の消費量が減っている傾向

@DIMEに株式会社リンクアンドコミュニケーションと共同研究した論文が紹介されました。2021/7/25公開

https://dime.jp/genre/1184224/

リンクアンドコミュニケーションでは、京都大学大学院医学研究科社会疫学分野(教授:近藤尚己氏)と共同で、AI健康アプリ「カロママ」の利用者を対象に、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う生活様式の変化と健康について研究している。この度、2020年の緊急事態宣言期間中(※)の生活様式の変化が食生活に及ぼす影響について分析し、学術論文が国際学術誌「Appetite」に受理された。

メディア掲載:農家のうつリスク研究 地域越える助け合い必要(特別研究学生 金森)

特別研究学生の金森万里子の論文について、複数の新聞に掲載されました。

「農家のうつリスク研究 地域越える助け合い必要」 山陰中央新報(2021年7月5日)
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/54401

その他、沖縄タイムス 、神戸新聞、日本海新聞、高知新聞
(Kochi)、山陽新聞、新潟日報、福島民報、岩手日報、埼玉新聞、東京新聞、南日本新聞、秋田さきがけ、山陰中央新報、東奥日報、山形新聞、長崎新聞、佐賀新聞

チームの東京大大学院医学系研究科大学院生で獣医師の金森万里子さんは「農業は地域での助け合いが多い仕事。地域に同業者が少ない場合、助け合いをしづらいことがメンタルヘルスに影響している可能性がある。地域を越えて助け合える仕組みの充実が必要だと思う」と話している。

参考:
Kanamori, M., Hanazato, M., Kondo, K., Stickley, A., & Kondo, N. (2021). Neighborhood farm density, types of agriculture, and depressive symptoms among older farmers: a cross-sectional study. BMC public health, 21(1), 1-11.

金森万里子のウェブサイトのプレスリリースはこちらです

メディア掲載:在宅ワークで野菜や果物の摂取量が増加(リンクアンドコミュニケーションとの共同研究)

助教の佐藤 豪竜が発表した論文についてプレスリリースを発表しました。

リンクアンドコミュニケーション、京都大学大学院との共同研究を論文発表
在宅ワークで野菜や果物の摂取量が増加!
コロナ第一波における食生活の変化が明らかに。
【健康格差拡大】女性の食事の質が良化も、子育て世代は栄養バランスの調整に苦戦
PRTIMES_JP(2021年7月1日)

昨年の1回目の緊急事態宣言期間中は、野菜や果物の消費が増えていたことから、全体的に「食事の質」は上がっていたようです。在宅ワークの推奨が後押しとなって自粛期間中に自炊をした方は多く、皆さんの実感とも合っているのではないでしょうか。一方で、子育て時間が増えた方やうつ傾向にあった方は、野菜や果物の消費が減る傾向にあり、注意が必要です。また、職種・雇用形態によってお菓子の消費傾向に違いが見られたのも興味深い結果となりました。このように、食生活の変化は人によって様々です。毎日の食事の記録を付けることで、ちょっとした変化に自分で気付けるようになりたいものです。

参考
Sato K, Kobayashi S, Yamaguchi M, Sakata R, Sasaki Y, Murayama C,
Kondo N. Working from home and dietary changes during the COVID-19
pandemic: A longitudinal study of health app (CALO mama) users.
Appetite. 2021 Oct 1;165:105323. doi: 10.1016/j.appet.2021.105323.
Epub 2021 May 15. PMID: 34004241.

佐藤 豪竜のウェブサイトはこちらです
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