ニュース:2022年度科学ジャーナリスト賞(優秀賞)受賞 下野新聞連載「なぜ君は病に…社会的処方 医師たちの挑戦」

社会的処方に関する下野新聞の特集連載「なぜ君は病に… 〜社会的処方 医師たちの挑戦〜」下野新聞 SOON(スーン) が日本科学技術ジャーナリスト会議の「科学ジャーナリスト賞」優秀賞を受賞しました。

受賞報告記事:https://jastj.jp/info/20220426/ 

【科学ジャーナリスト賞(優秀賞)】 3 件(順不同)
下野新聞 健康と社会的処方取材班(代表・大塚順一)殿
新聞連載「なぜ君は病に…社会的処方 医師たちの挑戦」
(2019年11月26日〜2021年6月7 日連載)
地域の医師が患者の社会や家庭環境に着目し患者に向き合う「社会的処方」に取り組む姿をルポし、病の本質に潜む要因を掘り起こした点が評価された。

本連載に際しては、本研究室の近藤尚己や西岡大輔、長谷田真帆らが一部協力する機会をいただきました。「社会的処方」をキーワードに、宇都宮市医師会等、先進的な取り組みを行っている団体の活動紹介や識者の意見、関連する政策動向等が発信されました。健康の社会的決定要因に配慮した診療や健康づくり、や医療と福祉の連携、地域包括ケアの深化、地域共生社会の実現といった、次世代の健康やウェルビーイング推進施策の在り方を考えるために役立つ充実した情報が提供されています。

下野新聞およびその「健康と社会的処方取材班」ご一同へお祝い申し上げるとともに、健康で公正な社会づくりに向けたアドボカシーの推進の取り組みに対して心からの感謝の意を表します。

お知らせ:修士課程・博士課程受験希望者向け相談会(最終回)

社会疫学分野の修士課程・博士課程受験希望者向けの相談会を下記の通り開催致します。

今年度2回開催した京大SPHオープンキャンパス(入学相談会)に参加できなかった方のための相談会となります。

**ご注意**
*出願期間前の最終の相談機会です。原則として下記日程以外の相談は受け付けません。
*学生募集要項(4ページ)(PDFはこちら)に書かれておりますように 「出願前に当該研究分野の教授に連絡を取り、出願の了承を必ず得ること」が求められます。
*研究室現地での個別の面談をご希望の場合も、必ずこれらの相談会にご参加ください。

開催日時
・専門職学位課程:6月7日(火)10:30-11:00
・博士課程:7月26日(火)10:30-11:00
いずれもオンライン開催の予定です。

申し込み方法
参加日前日の午前中までに下記フォームにご記入ください。
相談会詳細(zoomURLなど)については、開催日が近くなりましたら申し込みをいただいた方に別途ご案内致します。

メディア掲載:日本農業新聞2022年5月16日付(共同研究者 金森)

日本農業新聞の論説で金森万里子らの研究論文3編が紹介されました。2022年5月16日付
日本農業新聞「農村のうつ対策 生き心地の良い環境を」

【研究論文の解説】 *金森万里子のウェブサイトに移動します
1.農村度とうつ、ソーシャル・キャピタル
2.農業経験の長い人は、周囲に農家が少ないと1.1~1.4倍うつになりやすい
3.酪農・畜産産出額が高い地域で高い自殺率

最終回:臨床研究・疫学研究のための因果推論レクチャー(医学界新聞, 助教 井上)

井上浩輔の連載「医学界新聞『臨床研究・疫学研究のための因果推論レクチャー』」が最終回を迎えました。是非ご覧ください。

[第14回] 因果推論の理解を深め,人と社会が健康な未来の実現を(2022.5.9週刊医学界新聞(通常号):第3468号より)

井上浩輔のウェブサイトはこちらです。

 

お知らせ:5/14「医療科学研究所 産官学シンポジウム2022」(教授 近藤)

シンポジウムのお知らせです。
座長である近藤の基調講演は13:45からの予定です。

医療科学研究所 産官学シンポジウム2022
テーマ:日本の創薬力強化に向けた産官学の役割と連携
-コロナ禍に学ぶ連携強化とプラットフォーム構築の重要性-

日 時:2022年5月14日(土)13:30~17:00
会 場:現地会場 全社協・灘尾ホール(東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビルLB階)
オンライン会場 Zoomウェビナー
参加申込:入場無料・要予約 現地会場参加には事前のお申込みが必要です。お申し込みなく、当日ご来場での参加はできません。
申込締め切り:5月9日(月)

【お申し込みはこちらから】 医療科学研究所 シンポジウム案内のお知らせ

医療科学研究所シンポジウムチラシ

ニュース:ポストコロナの社会的課題解決に向けたICT活用の可能性 野村證券株式会社が論文を発表(教授 近藤)

野村證券株式会社が近藤監修の論文「ポストコロナの社会的課題解決に向けたICT活用の可能性」を発表しました。

野村證券株式会社 ポストコロナの社会的課題解決に向けたICT活用の可能性

PDFはこちらです。

共同研究開始の記事はこちらです。

出版:「実践グローバルヘルス -現場における実践力向上をめざして-」(教授 近藤)

近藤が共同執筆をした「実践グローバルヘルス-現場における実践力向上をめざして-」が出版されました。本書は「国際保健医療学 第3版」の改訂版を改題したものです。出版日 2022年4月10日

近藤は、第2章「グローバル保険政策と健康の決定要因 1.健康の社会的決定要因と健康格差」を執筆しました。

株式会社杏林書院 実践グローバルヘルス -現場における実践力向上をめざして-

ニュース:世界視力を備えた次世代トップ研究者育成プログラム(L-INSIGHT)研究紹介動画公開 (助教 井上)

京都大学第2期L-INSIGHTフェローである井上(助教)の研究紹介動画「医学研究における因果推論」をご紹介します。
是非ご視聴下さい。

L-INSIGHTのサイトはこちらです

 

出版:「認知症plus地域共生社会」(教授 近藤)

教授の近藤が編集、一部執筆をした「認知症plus地域共生社会」が日本看護協会出版会より出版されました。出版日 2022年3月25日

「認知症plusWEB」より

認知症施策推進におけるキーワードの一つ「地域共生社会」。制度・分野ごとの「縦割り」や、支え手・受け手の関係を超えてつながり、暮らしと生きがい、地域をともに創る社会を意味するが、その実現のために、私たちは具体的に何を目指し、何をすればよいのか。医療・介護・福祉等の専門職や当事者・家族など、多様な主体による取り組み事例を紹介しながら、〈概念〉と〈実践〉の両面から解説する。

近藤は、第1章『認知症の共生社会づくり-ケアは、点から面、個から地域・社会へ-』等を執筆しました。

株式会社日本看護協会出版会「認知症plus地域共生社会」


B5判 184ページ 税込2,860円