【論文出版】日本人63,497名のGWASで社会的孤立に関わる遺伝子座を東アジアで初めて同定:ゲノムワイド関連解析(近藤教授)

東北大学の大瀬戸 尚先生、京都大学健康増進・行動学分野の井上 浩輔教授・当研究室の近藤 尚己教授らの研究グループが Translational Psychiatry から論文を出版しました。

家族や友人との実際のやり取りの頻度や人数を質問票で数値化し、その情報と数百万か所に及ぶ遺伝情報を統計的に照らし合わせるゲノムワイド関連解析を行うことで、社会的孤立との関連を網羅的に探索しました。その結果、社会的孤立と関連する遺伝的特徴が見いだされ、脳や神経の働きと関係することが知られている遺伝子の関与が示唆されました。一方で、社会的孤立にみられる個人差の大部分は遺伝以外の要因によって説明できることもわかりました。遺伝の寄与の度合いは小さいものの環境要因だけでなく、生物学的な個人差の関与があることが明らかとなりました。「孤立しやすさ」の理解の促進が期待されます。

本研究成果は、2026年2月17日に、国際学術誌「Translational Psychiatry」に掲載されました。

本文はこちら
プレスリリースはこちら