教授の近藤と特定研究員の土生が実施した、令和5年度 京都大学 人と社会の未来研究院 連携研究プロジェクト「コミュニティ形成×アート×疫学研究―多義的統合モデルの創生」の成果が公開されました。
本プロジェクトでは公衆衛生・疫学分野における新たな共創方法の開発に取り組み、「ePi Art(エピアート)」という研究/創作のアプローチを開発しました。
ePi Artは、公衆衛生・疫学研究におけるエビデンスを生成していくプロセスにアート(芸術・芸能・芸道)のパラダイムを導入し、多様な形で共創していく新たな研究と創作の方法と実践です。
集まった様々な背景を持つメンバーが持続的かつ流動的な場においてセッションを重ね、そのプロセスや場、関係性をいかに豊かにするかを試行錯誤し、共有したテーマについて、それぞれの個性や得意分野を活かしながら多元的に掘り下げていきます。
ePi Art は土生による造語で、ePi には Evidence(エビデンス)や Epidemiology(疫学)、そして大文字の P には Process(プロセス)と Public Health(パブリックヘルス)の意味に加え Play(遊び)、Poetry(詩)、Participation(参加)、Performance(パフォーマンス)、Practice(実践)などのコンセプトが含まれています。
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コミュニティ形成×アート×疫学研究―多義的統合モデルの創生 | プロジェクト | 京都大学 人と社会の未来研究院 (kyoto-u.ac.jp)