清原貫太 医学部学生、井上浩輔 白眉センター/医学研究科准教授、近藤尚己 医学研究科教授、石見拓 同教授らの研究グループは、大規模ランダム化比較試験のデータを用いて、糖尿病患者における厳格な血糖・血圧管理の治療効果が居住形態によって異なることを明らかにしました。本研究結果では、他者と暮らす患者は、標準治療を行った場合と比較して厳格な血糖・血圧管理を行った場合のCVD発症リスクが0.65倍であった一方で、独居患者では、厳格な治療と標準治療の間でCVD発症リスクに違いが認められませんでした。
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【論文情報】
Kiyohara K., Kondo N., Iwami T., Yano Y., Nishiyama A., Node K., et al. Heterogeneous Effects of Intensive Glycemic and Blood Pressure Control on Cardiovascular Events Among Diabetes Patients by Living Arrangements. J Am Heart Assoc. 2024 Jul 2; 13(13): e033860
DOI:https://doi.org/10.1161/JAHA.123.033860