昨年度より参加してきました東京藝術大学等との大規模共同研究開
東京藝術大学を中核として、
同事業では、多様なデジタルメディアも応用しつつ、
以下、文化的処方について、プレスリリースより引用して説明します。
「文化的処方」とは
本拠点に独自の「文化的処方」は、「社会的処方」から着想を得ています。後者は、 患者個人に薬を処方するのではなく、 人と人のつながりや地域資源の活用によって健康やウェルビーイン グを地域や社会ぐるみで高めようとする取組です。「文化的処方」 は、文化芸術を活用する「社会的処方」の一種です。本拠点では、個々人が抱える諸課題や社会との関係性、 地域の文化芸術資源や場所の特性などを踏まえ、 アート活動と医療・福祉・テクノロジーを組み合わせます。 文化的処方は、 多様な状況にある人々どうしが緩やかにつながり、 その人らしくいられる場所を得て、 クリエイティブな体験が創り出され、楽しさと感動が生まれ、 心が解放され、 心地良いコミュニケーションが自然と発生していく手法・方法・ システムです。
「文化的処方」の効果として、個人に対しては、活動する意欲や幸福感の増進および健康の維持・ 改善といったウェルビーイングの持続的効果が期待されます。 また、地域社会やコミュニティに対しては、 より寛容で包摂的な環境やシステムが生まれることが期待されます 。