お知らせ:6/11 第13回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 シンポジウム14(助教 長谷田)

第13回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会が開催され、助教の長谷田が「シンポジウム14」で座長を務めます。

第13回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会
会期:2022年6月11日(土)~12日(日)
会場:パシフィコ横浜

●シンポジウム14 「社会的処方」におけるプライマリ・ケアの役割および課題
日時:2022年6月11日(土)16:30-18:00
会場:パシフィコ横浜5F 第3会場

<企画概要>
健康の社会的決定要因(SDH)への対応の一つとして、昨今「社会的処方」という概念に注目が集まっており、2020年の骨太方針にもその文言が盛り込まれた。
しかし現時点では、具体的な「処方」の在り方は各現場に任されている。
またその用語そのものや、地域におけるソーシャルワークおよび多職種協働などの近接領域との関連性には議論があり、特に制度化には慎重であるべきという声が少なくない。
このような中、プライマリ・ケア従事者は地域の中で、どのような立ち位置および姿勢で今後「社会的処方」あるいは類似の地域活動に携わるべきであろうか。
本シンポジウムでは、まず社会的処方の概念、利点および懸念点を整理する。また、地域でのつなぎ役や住民とともに行っている活動と、それぞれの立場からの所感を紹介する。
その後プライマリ・ケアが「社会的処方」において果たすべき役割および課題について議論し、今後の方向性を模索する。

 

「お知らせ:6/11 第13回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 シンポジウム14(助教 長谷田)」への2件のフィードバック

  1. シンポジウムに参加できず残念ですが、こちらに私の意見を書かさせていただきます。
    今後益々少子高齢化が進み、今でも既に高齢者のみならず若い人でも、「孤独・孤立」ということがコロナ禍を経験したことにより、そのような現実を目の当たりにするようになりました。そのため、これからの社会で求められる機能としては、孤独・孤立を発生しない、させない、全ての人が安心して暮らすことができる社会システムの実現であると思います。その社会的インフラの中に欠かすことができないものが、社会的資本である医療と介護の存在であると思います。特にその機能を発揮していただくことができるのが、町の診療所のお医者さんに、かかりつけ医機能を発揮していただき、孤独な人でも、その人が安心してさまざまなサービスを受けられる、介護であればケアマネのような機能を持った、リンクの中心機能を担っていただくことだと思っています。

    そのための報酬こそ、診療報酬で対応するという、新しい診療報酬の仕組みを作れば良いと思います。

    1. コメント頂きありがとうございます。本シンポジウムを企画致しました、特定助教の長谷田です。
      当日は、医療介護の現場にとどまらず、地域に存在する様々な場がリンク機能を持ちうる、といった複数の話題提供がありました。
      そのような中でプライマリ・ケア従事者が果たせる・果たすべき役割、また社会的処方(あるいはそれに類する)活動に携わる際の収益性などの課題について議論がなされました。
      本シンポジウムは、今後当日録画の配信予定がございます。7月末までの参加登録が可能で、本シンポジウムは配信開始後からご視聴が可能ですので、よろしければどうぞご検討ください。

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