お知らせ:メインシンポジウム「社会疫学から疫学の未来を展望する」(1/27開催) 第32回日本疫学会学術総会 (教授 近藤)

学術総会のお知らせです。

第32回日本疫学会学術総会 テーマ「社会と疫学」

会期:1月26日(水)~1月28日(金)
場所:オンラインのみ
URL:https://procomu.jp/jea2022/
日程表
プログラム

メインシンポジウム「社会疫学から疫学の未来を展望する」

日時:2022年1月27日(木)9:10~11:00

社会疫学は、ライフコースにわたる健康事象の社会的分布の記述に加え、健康に影響を与える社会的な要因を解明すること、またそれらの要因を踏まえた政策や保健活動を考案し、その効果を評価すること等により、健康の公正性を高めることを目指してきた。社会疫学が研究課題とする曝露や介入対象の射程は、人々の社会関係や国の経済政策など、保健医療の枠を超えていることが特徴といえる。多様な要因同士の関係性を紐解く必要性もあるため、そこから応用が進んだ統計学的手法も少なくない。また、他の疫学分野のみならず、疫学の枠を超えた学際的な研究も積極的に展開されている。本シンポジウムでは、こういった社会疫学の特徴を踏まえつつこれまでの社会疫学の到達点や課題点を多角的に振り返り、疫学全体の未来を展望したい。

近藤尚己はメインシンポジウムに座長として登壇します。