研究セミナー:栄養疫学におけるエビデンスの構築 ~メタ解析の実際と課題~

ケンブリッジ大学で精力的に研究を進めている今村文昭氏をお呼びして、研究セミナーを開催します。

第2682回集会 (2016.1.12).pdf

第2682回東京医学会集会
場所:東京大学本郷キャンパス医学部教育研究棟2回第1・2セミナー室
主催:東京医学会
共催:保健社会行動学分野/健康教育・社会学分野

栄養疫学におけるエビデンスの構築 ~メタ解析の実際と課題~

演者:今村文昭氏 (Dr Fumiaki Imamura)                          
所属:英国ケンブリッジ大学医学部
Medical Research Council疫学ユニット

近年、栄養疫学の発展が目覚しく、その領域の多くの研究が医学雑誌に報告されている。そしてその成果はGlobal Burden of Disease Projectを含め予防医学の研究や政策に応用されている。その過程においてメタ解析に基づく量的なエビデンスが必須であり、その発展は目覚しい。しかしメタ解析やエビデンスの評価には多くの問題が存在している。この機会では、栄養疫学におけるメタ解析の役割、実例(Imamura et al., BMJ, 2015)と課題について紹介する。

略歴:上智大学理工学部(理学士)、米国コロンビア大学修士(栄養学)、タフツ大学博士課程(栄養疫学)、ハーバード公衆衛生大学院リサーチフェローを経て現職
近年の主な業績:
• Annals of Internal Medicine (2010-2015), BMJ (2015) Best Reviewer
• Imamura F et al. Dietary quality among men and women in 187 countries in 1990 and 2010: a systematic assessment. Lancet Glob Health 2015;3(3):e132-142
• Imamura F et al. Consumption of sugar sweetened beverages, artificially sweetened beverages, and fruit juice and incidence of type 2 diabetes: systematic review, meta-analysis, and estimation of population attributable fraction. BMJ 2015;351:h3576