2020年5月22日の朝日新聞に、本教室客員研究員の佐藤豪竜さんが代表である研究の調査結果に関する記事が掲載されました。
2016年の熊本地震によって、住民の連帯感が損なわれた地域の高齢女性が「うつ症状」を示す割合は、より保たれている地域よりも2.4倍多いとの調査結果、および地震前に得ていた被災地の詳しいデータをいかし、健康と災害の関係を示したと紹介されています。
熊本地震 連帯感喪失の地域 高齢女性のうつ症状2.4倍(5月22日 朝日新聞九州版)
熊本地震、うつ症状調査(5月22日 朝日新聞デジタル)
【参考】本件に関する論文はこちらです。
Post-disaster Changes in Social Capital and Mental Health: A Natural Experiment from the 2016 Kumamoto Earthquake.
Koryu Sato, Airi Amemiya, Maho Haseda, Daisuke Takagi, Mariko Kanamori, Katsunori Kondo, Naoki Kondo
American Journal of Epidemiology