お知らせ:2024年1月23日登壇 高知県立大学連続講座「地域共生社会を支援する」第2回(教授 近藤)

教授の近藤が、高知県立大学連続講座「地域共生社会を支援する」第2回に登壇し、「社会的処方 全人的ケアを進めるための地域連携の仕組みづくりの現状と展望」をテーマに基調講演を行います。

開催日時:2024年1月23日(火)15:00~17:30
(基調講演 15:10~17:10  質疑応答 17:10~17:30)
場 所:高知県立大学永国寺キャンパス 教育研究棟A110講義室
申込み方法:事前申込み制(〆切1月18日(木))
参加費無料・定員100名

詳細は高知県立大学ホームページからご確認下さい。

講演の概要 チラシより引用

健康には貧困や不安定雇用、社会的孤立など、様々な「健康の社会的決定要因」がある。これらが原因で疾病にり患したり、治療がうまくいかなくなることがあり、全人的なケアを進めるために診療現場での対応が求められている。
社会的処方は、薬だけでなく、社会とのつながりや必要な支援を “処方” するといった意味合いのしくみや考え方であり、注目され、日本でも厚労省によるモデル事業が進められている。
社会的処方の推進のためには、医療者による患者の社会的課題のアセスメントや、地域活動へとつなげる人材の育成、必要な地域資源を作っていく取り組みなどが連携した包括的なしくみが求められる。各地の特徴にあった社会的処方のしくみをつくることは、地域包括ケアシステムの効果的な運営や地域共生社会の達成のためにも不可欠である。