特定准教授の井上が第96回日本内分泌学会学術総会にて若手研究奨励賞(Young Investigator Award)を受賞しました。同会は2023年6月1日から3日に名古屋で開催されました。
受賞演題は井上らが提唱する 「高ベネフィット・アプローチ」の有用性を、高血圧の治療に関して実証したものです。最先端の機械学習モデルを応用することで、次世代の個別化医療戦略を提唱するものです。
疫学分野での本賞受賞は非常に珍しく、本研究成果を基盤とした疫学と臨床医療の領域架橋が一層進展することが期待されます。
論文情報:
Kosuke Inoue, Susan Athey, Yusuke Tsugawa (2023). Machine-learning-based high-benefit approach versus conventional high-risk approach in blood pressure management. International Journal of Epidemiology.
DOI: https://doi.org/10.1093/ije/dyad037