近藤尚己が国の審議会委員としてかかわった「21 世紀における国民健康づくり運動(健康日本 21)」の第3次計画の基本方針が2023年5月31日に厚生労働大臣から告示されました。
これまで多くの仲間とともに実証研究をすすめて主張してきた「社会環境整備」「自然と健康になれる環境づくり」の重要性が強調されています。
例えば4ページ目:「健康な食環境や身体活動・運動を促す環境をはじめとする自然に健康になれる環境づくりの取組を実施し、健康に関心の薄い者を含む幅広い対象に向けた健康づくりを推進する。 」とされています。
ライフコースアプローチが明記されたこともこれまでになかった特徴です。
5ページ:「ライフコースアプローチ(胎児期から高齢期に至るまでの人の生涯を経時的に捉えた健康づくりをいう。以下同じ。)について、健康づくりに関連する計画等とも連携しつつ、取組を進める。 」