「団地を元気にするガイドブック」完成

厚生労働省の委託を受け三菱総合研究所が作成した「先進事例に学ぶ団地を元気にするガイドブック」が完成・公表されました。

日本にはURなどが手掛けてきた大規模団地が数多く存在します。行動成長を支えた人材を供給する貴重な住宅資源ですが、近年高齢化が進んでおり、新しい住民同士の「つながり」のかたち作りが求められています。本ガイドブックでは、その先進事例を探り、そこから導き出される「無理なくできる方法」を検討し、事例ととともに紹介しています。

本ガイドブック作成においては、検討委員会の委員長を務めました。

 

 

 

 

健康の地域格差は拡大か:ランセットより出版

英国の総合医学誌「ランセット」より、以下の論文を出版しました。

東京大学の渋谷健司教授を責任著者として、多くの国内外の研究者とともにまとめたものです。都道府県別の疾病の分布の状況が一目でわかります。

Population health and regional variations of disease burden in Japan, 1990–2015: a systematic subnational analysis for the Global Burden of Disease Study 2015

ヘルシーエイジングに関するシンポジウム@ロンドン報告記事

4月12日に開催された日本医療研究開発機構(AMED)ロンドン支局主催:「予防」に着目した地域介入等の研究を進めるための「ヘルシーエイジングに関するシンポジウム」の報告がまとまりました。

日語報告書

English Report

世界保健機関「高齢化に関する世界戦略」ステークホルダー会議に参加してきました。

5月17日・18日にジュネーブで行われた会議の行同座長を務めました。

世界保健機関が掲げる「高齢化に関する世界戦略」に参画する各国政府・NGO,事業者等の代表者訳50名が参加し、同期間が掲げる「10の優先課題」のブラッシュアップを行いました。

高齢者差別や加齢への誤解(ageism)の実態やその健康やマクロやミクロな経済への影響についての研究を推進する仕組みづくりを考えて行きます。

WHO神戸センターによる日本語のページ

WHOの高齢化に関する世界報告日本語サマリーはこちら

本教室の大学院生4名が受賞!2015年日本疫学会一般の方向けスライドショーコンテスト

日本を代表する疫学関係の学会:日本疫学会が実施した「2015年日本疫学会一般の方向けスライドショーコンテスト」に本教室の大学院修士課程4名が作成した応募して、最優秀賞をいただきました。

社会疫学の挑戦 ー社会と健康を科学するー 因果関係を考えよう! (ppt:1.31MB)
小林三奈美 芝孝一郎 橋本直也 平川亜耶佳
(東京大学医学系研究科 公共健康医学専攻 保健社会行動学分野)
ダウンロードサイト http://jeaweb.jp/activities/about_epi-research.html

社会疫学の研究について、平易な言葉とわかりやすいイラストで描かれています。ぜひ一度ご覧ください。