「団地を元気にするガイドブック」完成

厚生労働省の委託を受け三菱総合研究所が作成した「先進事例に学ぶ団地を元気にするガイドブック」が完成・公表されました。

日本にはURなどが手掛けてきた大規模団地が数多く存在します。行動成長を支えた人材を供給する貴重な住宅資源ですが、近年高齢化が進んでおり、新しい住民同士の「つながり」のかたち作りが求められています。本ガイドブックでは、その先進事例を探り、そこから導き出される「無理なくできる方法」を検討し、事例ととともに紹介しています。

本ガイドブック作成においては、検討委員会の委員長を務めました。

 

 

 

 

神戸市北区「地域の集い場立ち上げ支援ガイドブック」が完成

神戸市北区が作成した「地域の集い場立ち上げ支援ガイドブック」が完成しました。

 

近藤尚己が参画するJAGES研究班が長年関わらせていただいている神戸市では、現在「介護予防サロン推進事業」がすすめられています。そこで、神戸市の北区保健福祉部の一人の保健師の方が中心となって、介護予防サロンなどの地域の集い場の立ち上げを支援していくノウハウとヒントを1冊のガイドブックにまとめてくださいました。

 

地域包括支援センターなどでご活用ください。

 

第6章の集い場が地域にもたらす効果では、JAGES研究成果も紹介されています。

具体的なノウハウや助言が惜しげもなく詰められおり、まさに現場の、現場による、現場のためのガイドブックです。ぜひご活用ください!

ガイドブックはこちらからご覧になれます。

 

 

出版「介護予防のための地域診断データの活用と組織連携ガイド」無料ダウンロード

介護予防のための地域診断データの活用と組織連携ガイドこれまで全国の市町村とともに進めてきたまちづくりによる介護予防活動のなかで蓄積したノウハウや成功事例をガイドブックにまとめました。

介護予防や地域包括ケアにかかわる方々に向けたガイド本です!

具体例や現場で役立つと思う考え方を豊富に掲載しました。

ぜひご自由に印刷・配布を! PDFファイル、印刷用トンボ付きファイルはこちらからダウンロードしてください。

冊子ポケット版(A5サイズ)を印刷代として800円+税でお譲りしています。購入ご希望の方は本ウェブサイトのお問い合わせページよりご発注ください。

 

 

経営者必見!ニッポンの長時間労働をなくす「5つのおもしろアイデア」

長時間労働をどうなくすかが議論されています。

東京大学大学院の受講生たちが、思わず長時間労働をしたくなくなってしまう、ユニークだけど、無理なくできそうな5つのアイデアを提案してくれました!

経営者の皆さん、必見です!

印刷用ファイルはこちら→ニッポンの長時間労働をなくす5つのアイデア.pdf

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ニッポンの長時間労働をなくそう!
東大生が考えた 自然と「残業したくなくなる」 5つのアイデア

アイデアその1 残業しないとオトク 「ノー残業手当」

アイデアその2 冷静なうちに決めてしまう 「初出勤日に決める年間有給取得計画」

アイデアその3 みんながやっているとやりたくなる 「みんなのリアルタイム退社モニター」

アイデアその4 お知らせしましょう 「残業時に鳴り響くアラーム」

アイデアその5 だらだら会議はおしまい 「時間制限のある会議設定システム」

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よりよい「連携」づくりに役立つ4つの方法リーフレット公開

地域包括ケアの推進において不可欠な部署間連携。連携には顔を合わせた話し合いの場がつきものです。初めて会う、専門もまるで違う人びと円滑にアイデアを共有したり、アイデア出しを行うのにやくだつ「4つの方法」を紹介するリーフレットです。熊本大学の河村洋子先生の作成です。

河村 小さな工夫でコミュニケーションの質を高めよう.pdf

「健康・介護施策における部署間連携のためのアクションチェックリストv1.1」

昨年度の研究事業で作成した「健康・介護施策における部署間連携のためのアクションチェックリストv1.1」を掲載します。

様々な部署や団体と連携を進めるときに、その必要性や優先順位付けを判断するために役立つチェックリストです。作成は産業医科大学宇野藤野義久准教授です。

藤野et al  アクションチェックリスト 2016.pdf

ソーシャルキャピタルの評価指標(2016年11月5日更新)

これまで主な公衆衛生関係の調査で使用されてきたソーシャルキャピタル指標を紹介します。ほかにもご存知の方がいたら掲載しますのでご連絡ください!

  1. 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科疫学・衛生学分野のホームページで、「ソーシャル・キャピタル質問項目お勧め版」(研究者・自治体担当者向け)が公開されています。
    (リンク:http://www.unit-gp.jp/eisei/wp/?cat=53
  2. 日本老年学的評価研究(JAGES)版ソーシャル・キャピタル測定尺度(version 3.0)
    市民参加(civic participation)・社会的凝集性(social cohesion)・互助性(reciprocity)の3つの構成要素を、11の質問で測定します。個人単位での回答を集団単位で集計することで評価します。ここから説明文書をダウンロードできます: 斎藤 et al. JAGES SC指標 ver 3.0.pdf

健康格差の評価のための社会背景調査項目

自治体等で健康格差の評価を行う際には、所得や学歴など、個人の社会背景についての情報を入手する必要があります。

これまで国内の主な公衆衛生関係の調査や政府による調査において使われている項目を紹介します。

今後、以下の情報について随時追加していきます。

  • 所得
  • 学歴
  • 職業
  • 年金種別
  • 生活保護等の給付状況